というものを国土交通省がまとめた。
バス事業者やそれを扱う旅行会社を対象に各地で説明会を開設している。
私も今月の初旬の説明会に参加させていただき、行政側の説明を聞いた。
本日届いたトラベルニュース新聞・・・
![$ウイニングトラベルサービス](https://stat.ameba.jp/user_images/20130724/19/winningtravel/e6/7d/j/o0640048012621183427.jpg?caw=800)
要するに、バス事業主側は雇用する運転手に過重な勤務をさせてはならない。
旅行会社はバス会社に対して無理な要望をしてはならない。
旅行会社はバス会社に対して所定の書面提出を行わなければならない。
という内容。
観光バスはお客様を安全に目的地まで運送する。
これは当たり前。 大前提だ。
なので、バス事業主も安全運転の為には運転手の教育や管理、
適切な休息の提供を怠ってはいけない。
そして、我々旅行会社側も安全運転の妨げになる要求や、
無理な運賃要求をしてはいけないし、契約の管理も怠ってはいけない・・・
今回の事故、
なぜ発生したか・・・・?
私がこの業界に入ったころ、バスを1台チャーターする金額は今考えると、
非常に高かった。
なのでそれが当たり前の値段で世間に通っていた。
現在はどうだろう?
バスのチャーター料金は当時に比べるとかなり安くなっている・・・
何故か?? おそらく規制緩和が原因だろう・・・ と思う。
規制緩和のおかげで新規参入がかなり安易になり、巷ではバスがあふれる・・・
必然的に価格競争になり、旅行会社もバス会社も仕事を取るのに精一杯。
安く、安く・・・
行政は自分たちの行った規制緩和を反省してるのか・・・?
書面のやり取りだけでは決して事故は防げない。
なんともモヤモヤが残った説明会だった・・・