今回は、東京都の進学重点指導校と都立中高一貫校の現役進学実績を比較したいと思います。
シュンタさんが校舎長面談シリーズを記載しています。
上記の記事で、
(シュンタさん記事抜粋)
「これらの高校の大学実績は、君が受けた都立中高一貫も含めた大学実績と比較するとイメージとしては、こんな感じ」
「日比谷………西………………武蔵………………三鷹…立国…南多摩…大泉…。ざっくりと表すとこんな感じ」
と記載されていました。
これが本当か。。。を検証してみたいと思います。
いつも私が使用している、サンデー毎日の現役進学実績で比較してみたいと思います。
ちなみに。。。対象校は以下の通りです。
(進学重点指導校)
日比谷、西、国立、戸山、青山、八王子東、立川
(中高一貫校)
小石川中教、桜修館中教、立川国際中教、南多摩中教、三鷹中教、
白鷗、両国、武蔵(都立)、富士、大泉
最初に学校別の進学率を記載して、最後に2023年(昨年入試)の結果で比較したいと思います。
※白鷗だけ2023年のデータがなかったので、2022年の数値を使いたいと思います。
日比谷、西、国立、戸山、立川の現役進学率は、以下の記事に記載しているので、こちらを参照ください。
【八王子東】
これは国公立+早慶に現役で進学した生徒の割合です。(合格ではなく進学です。)
2023年は、約36.5%の生徒が国公立+早慶に現役で進学しました。
難関10国立大、国公立大、早稲田・慶應、上智・理科大、GMARCH/関関同立の進学率です。
・難関10国立大→難関10国立大のみの現役進学率
・国公立大→国公立大のみの現役進学率
・早稲田・慶應→国公立大+早稲田・慶應の進学率
・上智・理科大→国公立大+早稲田・慶應+上智・理科大の現役進学率
・GMARCH/関関同立→国公立大+早稲田・慶應+上智・理科大+GMARCH/関関同立の現役進学率
黄色の割合は直近7年で最高の割合の年につけています。
学校が多いので、次々いきます。。。
【青山】
ここから都立中高一貫校です。
【小石川中教】
※灰色の年はデータが取れなかった年です。
【桜修館中教】
【立川国際中教】
【南多摩中教】
【三鷹中教】
【白鷗】
残念。。。2023年の実績結果の掲載がありませんでした。(2022年の数値を使いたいと思います。)
【両国】
【武蔵(都立)】
【富士】
【大泉】
以上が高校別の現役進学率でした。2023年度の数値を並べてみたいと思います。
●難関10国立大の現役進学率の高い順
(北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州、東京工業、一橋、神戸)
生徒数がかなり異なりますが、上記は進学率の高い順に並べたものです。中高一貫校の小石川中教と武蔵(都立)が高く、その次に進学重点指導校が続いています。
●国公立大の現役進学率の高い順
進学重点指導校が随分ばらけました。日比谷は昨年は少し振るわなかったのですが、西も随分難関10国立大の比率と比較すると下げました。
●国公立大+早慶の現役進学率の高い順
国公立+早慶で現役進学率が50%以上の高校はすごいですね。青山が結構高いです。
●国公立大+早慶+上理の現役進学率の高い順
※データの間違いがあり、3/9 21:30頃にデータを修正しました。
小石川中教がここまでトップです。
●国公立大+早慶+上理+GMARCH/関関同立の現役進学率の高い順
※データの間違いがあり、3/9 21:30頃にデータを修正しました。
最後は。。。青山がトップになりました。このクラスの高校は、GMARCHだけ合格しても進学しない人も多いのではないか?と思います。
そういう意味だと青山はGMARCHに進学する生徒は多いので進学率としては高くなりましたね。
さてさて、
「日比谷………西………………武蔵………………三鷹…立国…南多摩…大泉…。ざっくりと表すとこんな感じ」
にはなっていたでしょうか。。。