今回は、千葉/埼玉公立高校トップ5の大学現役進学率の推移(7年)を見てみます。
今回は、千葉/埼玉公立高校トップ5の高校が進学実績(現役)が年々伸びているのかどうかを見てみたいと思います。
※高校受験がある学校
毎年、夏前に雑誌「サンデー毎日」が進学実績の特集をしてくれています。これは合格者数ではなく、実際に現役で進学した生徒数を高校別に掲載しています。
今回の情報は雑誌「サンデー毎日」から取得しています。
(今回取り上げた高校)
<千葉>
県立千葉高校/県立船橋高校/東葛飾高校/千葉東高校/佐倉高校
<埼玉>
県立浦和高校/大宮高校/浦和第一女子高校/市立浦和高校/県立川越高校
※下記グラフの進学率は、
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
<千葉>
【県立千葉高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
昨年度の記載がなかったのですが、最高だった2020年度を超えましたね。国公立+早慶で50%の生徒が進学しているのはさすが千葉のNo.1高校です。
※黄色の箇所は進学率が最高の年につけています。
国公立大学への進学者率が40%に到達しそうです。年々実績が上がっているのが分かりますね。
【県立船橋高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
高いレベルで安定しています。国公立+早慶の進学率は県立千葉よりも上ですからね。
GMARCHまで入れると73%の人が現役で進学しています。
【東葛飾高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
今年度随分実績が伸びました。2020年度から15%伸びです。(国公立+早慶)
上記全ての分類で今年度が最高でした。GMARCHまで含めて70%超えというのは素晴らしいですね。
【千葉東】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
国公立+早慶の現役進学率がこの7年で1番でした。トップ高校は伸びている高校おおいですね。
GMARCHまでで70%行きそうですね。近々。
【佐倉高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
最高だった昨年度を超えることはできませんでしたが、近年で見れば十分な実績のように見えます。
これぐらの高校になるとGMARCHへ進学する生徒は多いですね。ただ国公立が3桁になっていますし、順調な伸びを見せていると思います。
<埼玉>
【県立浦和高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
さすがに昨年は良すぎたのかもしれません。元々浪人率が高い学校なので、これぐらいの数値で十分?!なのかもしれません。
早慶レベルまで合格しないと浪人する傾向がありそうです。
【大宮高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
ここ近年高いレベルを維持しています。
県立浦和高校と比較すると、私立の傾向は強そうです。男子校と共学という違いはありますが。段々GMARCHの合格者数が減っているので、国公立へのシフトが起きてくるかもしれません。
【浦和第一女子高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
堅実に伸ばしてきています。
GMARCHまで入れれば最高の結果でした。GMARCHまでで6割超えています。ただ難関10国立大が少ないですね。
【市立浦和高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
この高校も年々伸びています。
特長としてGMARCHが多いですね。この割合が少なくなっていくと次のステージにいきそうに思います。
【県立川越高校】
進学率=(全国国公立大計と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数
昨年随分伸びましたが今年はさすがに落としました。でもこの高校も伸びているので良い流れにありそうです。
市立浦和と国公立は同じです。私立の割合だと分は悪そうです。男子校というのがあるのかもしれませんが。
千葉、埼玉の高校を見ると、進学実績は年々伸びているようです。これは良い傾向ですね。