今回は、高校別の現役進学者が多いグループ(東京、大阪)について記載します。

 

 

サンデー毎日が毎年出している高校別の現役進学者数の特集から、掲載されている高校の生徒はどこに多く進学しているのかを見てみたいと思います。

 

 

東京だけにしようと思ったのですが、大阪のことも時々取り上げているので。。。ついでに。

 

 

下記表に出てくる大学のグループを定義しておきます。(東京)

 

難関10→東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州、東京科学、一橋、神戸

関東国立→筑波、埼玉、千葉、東京外国語、東京農工、お茶の水女子、東京都立、横浜国立

他国公立→難関10、関東国立以外

早慶→早稲田、慶應義塾

上理→上智、東京理科

GMARCH→学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政

日東駒専→日本、東洋、駒澤、専修

 

 

 

【東京・都立】

 

 

人数が多い順番に色をつけています。難関10%(難関10進学者数÷生徒数)の高い順にソートしています。

 

 

中高一貫校も入っていますが、さすが東京です。難関10が1位の高校が多いです。高校受験できる、日比谷、国立、西、戸山は都立の中でも別格なことが分かります。

 

 

中高一貫校は生徒数が少ないので、日比谷、国立、西、戸山と単純に比較はできないかなとは思いますが、難関10で20%超えは素晴らしいと思います。

 

 

難関10が1番多く、早慶が2位の場合、難関10が残念だったパターンが多そうです。早慶であれば浪人しなくても良いかな。。。と思うのでしょう。

 

 

次に来る青山は早慶が、立川は関東国立が多いですが、立川は東京外国語、東京農工、東京都立、横浜国立が2桁人数となっています。

 

 

表の順番で小山台以下の高校でも1位はGMARCHですが、2位や3位が関東国立になっていて、都立の層の厚さが分かります。

 

 

 

【東京・国立私立】

※長くて見にくくなるので2つに分けます。

 

 

何も言うことない?!高校が並んでいます。。。1位が難関10でなくても早慶が1位になっています。。。

 

 

改めて中学受験組の強さが分かるのではないでしょうか。。。それでも難関10の進学率が20%を超えているのは9高校のみです。

 

 

特長は、難関10以外であれば他の国公立より早慶が多いということでしょうか。都立の上位校と同様、難関10の夢が破れた?!方が早慶に進学していそうです。

 

 

これらの高校では、他国公立に医学科への進学者がそれなりに含まれているだろうと思います。

 

 

 

こちらの層になると、高校受験でも見かける高校が多くなります。国公立というよりは、GMARCHもしくは早慶へ進学される方が多でですね。

 

 

なんとなくですが、国公立大学へ進学する場合は、高校受験であれば私立よりも公立の方が良いのかもしれません。

 

 

裏を返すと、これらの高校から難関10へ進学された方は、相当努力したのかなと思います。

 

 

 

次に大阪です。

 

下記表に出てくる大学のグループを定義しておきます。(大阪)

 

難関10→東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州、東京科学、一橋、神戸

関西国立→滋賀、京都府立、大阪公立、兵庫県立、奈良女子、和歌山

他国公立→難関10、関西国立以外

早慶上理同→早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、同志社

関関立→関西、関西学院、立命館

MARCH→明治、青山学院、立教、中央、法政

産近甲龍→京都産業、近畿、甲南、龍谷

 

 

【大阪・公立】

 

 

大阪の場合、大阪大、神戸大、大阪公立大があり、国公立へ進学を希望する方は多いのかなと思います。さらに上の層で京都大がありますからね。

 

 

北野は別格なのは分かりますが、大手前まで難関10が1番多くなっています。高津、豊中、岸和田の文理学科の掲載がなかったのは残念です。(豊中の掲載はありましたが、国公立の人数の掲載がなかった。。。)

 

 

文理学科よりも上の高校があるのが意外でした。文理学科以外の高校はあまり知らないのですが。。。

 

 

 

【大阪・国立私立】

 

 

関東にいる分からない高校が多いです。大阪聖光学院以外合う気がしないです。

 

 

清風南海、開明は分かりませんでした。どちらも高校受験できる高校のようです。

 

 

 

時間があれば、他の都道府県の名門校についても纏めてみたいと思います。

 

 

 

(参考)