俺は久しぶりにイタリアの地に降り立った。
今日はミランのホ-ム、サン・シ-ロでの試合だ。
会場に入るときに、パルマ時代のサポ-タ-の
人も何人か来てくれていて、
「頑張れよ!」
と声をかけてくれた。
しかし、試合が始まればそこはミランのホ-ム。
俺がボ-ルを持てばすごいブ-イングだ。
だけど今日の俺は体が切れていた。
相手が一人でも二人でも抜き去れる。
敵がチェックにくればフリ-の見方にさばき
チャンスを作る。
そしてリスボンは先制点をあげた。
ミランサポ-タ-からのすごいブ-イング。
しかしブ-イングはパトの同点ゴ-ルで
歓声にかわった。
しかししかし、キネガルさんのゴ-ルで
再びブ-イングに戻す…
ものの、またもパトに決められ歓声へと変わる。
俺もシュ-トを打つがコ-スが悪く入らない。
そして因縁の相手、イブラヒモビッチとの
対決もあった。
イブラヒモビッチがボ-ルをトラップしたが少し大きい。「ここだ!!」そのとき、イブラヒモビッチの
顔がニヤッと笑った。くる!
俺は体に力をいれてぶつかった。
向かってきたイブラヒモビッチが転がる。
「どおだこの野郎!!」
しかし、チ-ムはまたもパトに決められハットトリック。逆転を許した。
だが、終了間際に同点のチャンスが訪れた!
ゴ-ル正面で俺にボ-ルが回ってきた。
右が空いている!
「入れ!」
だが、GKはそれを誘っていたかのように
止める。
そしてボ-ルをクリアされ試合終了。
2-3でミランに破れた。
試合後、パルマの兄貴のポロ-ニ兄貴から連絡が来て、久しぶりのイタリアとゆうことで
次の日飲みにつれていってもらった。
「パルマはチャンピオンズリ-グどおですか?」
と聞くと1試合目は勝ったが、
2試合目バレンシアに1-4で負けたらしい。
だけど俺たちは決勝ト-ナメントでの再開を近い、俺はイタリアを後にした。