何にせよ、時代を捉まえるツールを持っているのは、うらやましい。
それは人それぞれの持てる、人間としてのチカラをフルに使っているんだろうけど。
まあ、それはいいとして。
今の世の中が、圧倒的に超越したもの「神様」的なものと
どう向かい合っているかということを、はるか昔から
捉まえていく。
とにかく、はじめは「神様」はキラキラしたもんだったし
よく分からない人知を越えるようなことには
「超越したもの」がいたらしいのだ。
神様が人型していく過程とか神様が一人になっていく過程とかが
中沢新一流にどんどんイメージで切り裂かれて作り替えていかれる。
きっと専門家が読むと違うのだろうが、
素人が読むと、ずっとそうかあそうかあと読める。
そこがすげえ。この手のもので出色。
神社にはたったひとりのすごい「神」がいるけど
祭りになると、いろんなキャラが出て大騒ぎする。
そこは、「神」になりそこねた「元神」みたいなもんが
グッとチカラを出すステージなんだそうだ。
そうやって日本は折り合いをつけたらしい。
神様の選別に。
たったひとつの神様を選び出すことの無理に
世の中の無理が重なっていく。
「ことばはつねに、自分の語りたいことを語りそこねる」らしい。
確かに。いつも何かその場で変っていくよなあ。

それは人それぞれの持てる、人間としてのチカラをフルに使っているんだろうけど。
まあ、それはいいとして。
今の世の中が、圧倒的に超越したもの「神様」的なものと
どう向かい合っているかということを、はるか昔から
捉まえていく。
とにかく、はじめは「神様」はキラキラしたもんだったし
よく分からない人知を越えるようなことには
「超越したもの」がいたらしいのだ。
神様が人型していく過程とか神様が一人になっていく過程とかが
中沢新一流にどんどんイメージで切り裂かれて作り替えていかれる。
きっと専門家が読むと違うのだろうが、
素人が読むと、ずっとそうかあそうかあと読める。
そこがすげえ。この手のもので出色。
神社にはたったひとりのすごい「神」がいるけど
祭りになると、いろんなキャラが出て大騒ぎする。
そこは、「神」になりそこねた「元神」みたいなもんが
グッとチカラを出すステージなんだそうだ。
そうやって日本は折り合いをつけたらしい。
神様の選別に。
たったひとつの神様を選び出すことの無理に
世の中の無理が重なっていく。
「ことばはつねに、自分の語りたいことを語りそこねる」らしい。
確かに。いつも何かその場で変っていくよなあ。


