ましろ、病院ふたたび | 蒼空の霽月

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もう何でもあり。

後悔していること



「もしあのときこれをしていたら…」

という架空の願望を後悔に含めるなら、ちょうど最近ましろと話していたところ。



ましろ、おまえが仔猫のうちに保護しておけばよかったね

 

生まれたときから近くの川原にいたんだから、物理的には可能だったかもしれないんだよね


そしたら今、こんなにいろいろな病気にならなくて済んだのにね…



ましろ、歯が抜けて少し元気になったのも束の間、今度はその歯周病菌が鼻のほうに上がってしまったようで。

特に歯が抜けた左側の鼻が、酷い鼻水、鼻づまり、目やに、それから絶え間ないくしゃみ、大量のよだれ…。


そして再び全然食べられなくなってしまったため、病院でその説明をして、抗生剤を処方してもらってきました。


もし口から鼻にかけて既に穴が空いてしまっているなら、縫合手術をしなければ塞がらない。

でも腎数値上、手術はできないので、なんとか投薬で散ってほしい。


また痩せて、毛もバサバサになっちゃいました。

保護したばかりのときみたい(つ▽T)

(顔はひどいので隠しておきます笑)



でもましろ、偉いんですよー。

食欲もないし、ちゅ~るは飽きて普段は食べなくなっていたのに、粉にした薬をちゅ~るに混ぜて


「これはお薬だから、ちゃんと食べるんだよ。

薬を飲めばしんどいの良くなるからね」


と言い聞かせて置いておくと、ぜんぶ綺麗に食べてくれるんです。


もう、本っ当にえらい!!



投薬開始から今日で6日目、おかげで症状はかなり治まって、本人もラクになってきた様子。

またよく笑い、よく喋るようになってきました。


↑声を出すことが連発くしゃみのトリガーになるらしく、しばらく無口になっていたんです(T▽T)






いわゆる後悔というものはないのだけど、


もしあの日、あの選択をしていなければ。


もしあの日、あの道を通らなければ。


せめてあのとき、あの人にそれを伝えておければ。



そういうのはあるよ。



でももし今、


「1時間だけあげるから、過去の好きな時間に一度だけ戻っていいよ」


と何者かに言われたら。


僕は迷わず、赤ちゃんだったましろを迎えに行きます。



ましろの姉妹猫たちはそれはそれは美しいオッドアイの白猫で、仔猫のうちに貰い手がついたそうだ。

両目が金目だったましろだけ、そのまま母猫の元に残された。


僕はその白い毛の下にまだピンクの皮膚がほんのり透けて見えるほわほわの小さなましろを両手に包んで、家に連れて帰るんだ。


川原でしょっぱい人間の残り物をもらって命を繋ぐこともなく、

人間からひどいトラウマを植え付けられることもなく、


そうすれば今でも腎臓はそこまで悪くならず、歯のケアもちゃんとしてやれて、ついでにヘモプラズマにも感染はしなかっただろう。


そうしてやれたらよかったなあ…って。




でも、願っても過去は変えられないからね(笑)。


ならば、他の過去の意味が現在でぜんぶひっくり返ったように。


ましろにも今、できることを悔いなく精一杯してあげるしかないのだ。



がんばろう✊






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