さ、いきますよ。

 

竹筬研究会の沖縄染織研修 久米島紬編 / 2019年秋 沖縄の旅 その6 のつづき^^/

 

着物業界が産業として生き残るには…、
 
着物を着る人と着物をつくる人が必要です。
 

そして、染織文化を継承していくには、着る人にもつくる人にも教育しかない…と思っております。

 

伝統マークでおなじみの経済産業大臣指定伝統的工芸品は232品目。

そのうち16品目は沖縄県産であり、13品目が染織品。

 

沖縄の産業を支えています。

 

そして、沖縄県には全国で唯一、県立高校に染織専攻科があるのです!

 

沖縄県立首里高等学校へ♪

 

染織デザイン科では、2年まで全生徒が染織工芸に関する基礎的な共通科目を学び、3年になると織物専攻と染色専攻に分かれるのだそう。卒業生は総数で2000名以上。OBには、産地の染織技術者や伝統工芸士、もちろん染織作家もいます。

 

染色専攻科では紅型のタペストリーが制作中

 

織物専攻科の皆さんは卒業制作の作品を織られていました。

 

今から青田買いしたい。

 

学生さんの織るがとても新鮮で、思わず連絡先聞きたくなっちゃう方も。

 

2年でロートン織の半幅帯を、3年で花織の着物を織るのだそう。

 

本年度の織物専攻科の卒業生の皆さんと♪

 

365日四六時中着物生活のお話をすると驚かれる@@;

 

沖縄は湿度が高く暑いので、おはしょりをつくりお太鼓の帯をする着付けは、向いていません。

 

琉装か何なら年中薄物でもいいぐらいです。

 

私は6月〜9月の半分ぐらいは琉球壁上布で過ごしている気がします。着心地がよくてシワになりにくく扱いも楽。

 

 

琉球絣に芭蕉布の帯をして、しかも旅をしている人をみたのは、皆様はじめてだったのだそう。

 

私も新鮮だったけど、皆さんも新鮮だったのではないかしらん。

 

卒業されてからも素敵な着物つくってくださいね。とラブコール♡

 

沖縄の染織の未来は明るい!!!
 
こんなにキラキラした後継者がいるのだから✨

 

卒業制作展いきたかったわ〜。