再び久米島入りする前に慌ててアップ@@;

 

ユイマール館と久米島紬事業協同組合 / 2019年秋 沖縄の旅 その5  のつづき^^/

 

2019年11月の旅は竹筬研究会の沖縄染織研修でした。

 

久米島紬事業協同組合へ

 

下村撚糸さんによる「筬づくりと糸づくり」の話

 

久米島は日本の絣織物発祥の地といわれています。

絣織物発祥の地で意見交換会を兼ねての勉強会。

 

久米島紬にはかかせない、繭の精練、真綿づくり、糸紡ぎ。

 

こちらは冷蔵で保存されている久米島紬になる繭

 

撚糸でも、糸車による撚糸、糸車と座繰りによる撚糸、綛上げと併用の撚糸、八丁撚糸とあり、効率の良い方法を探ります。

 

繭を電気ポットで実験中。

真綿づくり

久米島ではマヌヒチャーマによる手紡ぎと電動式手紡機による手紡ぎがあります。

 

組合の中での作業を見学

 

こちらは絣括り中

 

久米島紬は、図案から糸紡ぎ、植物染料の採取、染め、織り、仕上げの砧打ちまでの全行程を基本一人で行いますが、経糸の整経など力仕事はみんなで協力して行なわれています。

ユイマールの精神です。

 

素敵な久米島紬が機にかかっていました〜。

 

検査室

検査員は県の職員です。

糸、精練、染色濃度、染斑、染料、媒染泥、組織、引き込み違い、口合わせ違い、筬割と筬筋その他経糸に関する欠点、経糸ぬけ、織段、絣段、織傷、絣くずれ、穴傷、裂傷、汚染、整理、染色堅牢度などが検査項目にありました。

 

そして、次なるお誂えの打ち合わせ。

松元徹理事長と仲地洋子さんと♪

でっかい絣好き。

ないものはつくっていただくしかないのだ。

 

お別れがお名残惜しかったつくり手の皆様〜♪

着用している赤土の鉱物染の久米島紬をつくってくださった山城智子さんと♪

 

御絵図から復刻した夏久米島をつくってくださった高坂エミ子さんと♪

 

松元理事長に案内していただいた泥田

 

超、駆け足となってしまいましたが、

足跡を残しておくと糸口になるので、取り急ぎアップ。

 

久米島紬についてと展示資料館は、今回の旅とかけ合わせバージョンアップしてレポしたいと思います。