有松絞り 井桁屋 / 2019年夏 有松〜名古屋の旅 その2 のつづき^^/
1日目のランチは庄九郎カフェ♪
言わずもがな、有松絞りの開祖でもある竹田庄九郎の名前であり、竹田家分家筋の方が竹田邸の離れの一部をクラウドファンディングを活用してオープンさせたカフェです。
有松には飲食店が少なく…、2日目もこちらのカフェを利用することに。
そして、豆絞り、雪花絞り、折縫い絞りの張正へ!
ワタクシが着ている雪花絞りは6年半前にこちらで発注をお願いしたもの。
張正さんは現在は製作がお忙しくて店鋪を開けていらっしゃらないのですが、きもの文化検定の工房見学会が決まるよりも前に、鵜飼小百合さんと連絡を取り、久しぶりに訪問させていただくことに♪
雪花絞りには、頂点染めと底辺染めがありますが、2日間通ったことでどちらも拝見することができました♡
この日の工房の温度は42℃!
汗だく…@@;
久しぶりに小百合さんといっぱいお話ができて楽しかった〜 (๑˃̵ᴗ˂̵)
雪花絞りは京絞りと誤解されている方も多くていらっしゃいますが…、一躍有名になった金麦のCMにつかわれた雪花絞りは、京絞りの問屋さんの発注で、張正が製作した「有松絞り」です。
着物生活をするワタクシにとって、絞りという加飾加工を施す着物は、とても着やすく大切なものなのですが、
豊後絞りから着想を得て生まれた有松絞りには、その背景に歴史がみえますが、流行の一環で、京絞りとして売られている有松絞りには複雑な気持ち…。
着物としての伝統や文化を謳うのなら、売り手はきちんと理解し、そのトレーサビリティーを明確にしてほしい。
エンドユーザーとして、この技法を守りつづけてきた人達のことを正しく伝えるにはどうしたら良いのだろう…と、考えてしまふ。
有松絞りの歴史、工房見学レポへとつづきます^^/
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