お渡り式 第一番「日使」 / 2018年 春日若宮おん祭り その2 のつづき^^/

 

お渡り式には、いくつかの儀式があります。

ザックリと時系列でまとめると、

 

12:00 県庁前◇お渡り式出発  

12:50〜13:50 南大門跡◇南大門校名の儀

13:00〜14:30 影向の松◇松の下式

13:00 馬出橋〜参道◇競馬

14:30〜 一之鳥居〜馬出橋◇稚児流鏑馬

 

14:30〜23:30 御旅所◇御旅所祭

 

参道で並んでいる人も何がいつどこではじまるかあまり把握しておらず、何となく人の流れにまかせて動いている人が多いようでベストポジションを確保する情報を集めるのには苦戦@@;

 

1000人のお渡り行列での途中、それぞれ違う場所で行なわれるものなので、すべてを見るのは難しい。はじめてのことなので、大まかなお渡り式の状況を把握しつつ、勝負舞を決する競馬を重視することにしました。

 

 

春日大社と縁深い奈良市内の地域から選ばれた「渡神子(わたりみこ)」は、「辰巳神子」「八嶋神子」「郷神子」「奈良神子」の4人。

風流傘に紙垂傘を挿しかけられ、白の被衣(かずき)の馬上姿。

 

そして、「拝殿巫女(拝殿八乙女)」がつづきます。

 

春日大社では巫女はミカンコといわれます。

 

「細男(せいのお)」は白の浄衣の馬上姿。松の下では、馬上で袖の拝をします。

 

「馬長児(ばちょうのちご)」

社寺の祭礼での「ヒトツモノ」で、お渡り行列の中心のひとつ。「ヒトツモノ」は一番目立つの意。稚児は足を地につけることを禁忌としています。

山鳥の尾を頂きに立てたひで笠をかぶっています。ひで笠には五色の紙垂。

 

馬長児に付き従う被者は、龍神の造りものを頭に、腰には木履を1足つりさげて、五色の短冊をつけた笹竹を持ちます。これは水の神である若宮様に由来するもの。

 

つぎは、勝負舞を決める競馬です。

 

ああ、お祭りレポって楽しい♪

 

 

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