春日大社大宮 若宮社 / 2018年 春日若宮おん祭り その1 のつづき^^/

 

春日若宮おん祭りの起源は、1136年に関白藤原忠道が長雨洪水による飢饉から万民救済のために若宮様の御霊威におすがりしたのがはじまり。奈良では「おん祭りは雪が降る」というのが当たり前というぐらい天候が悪いことが多いそうですが、それでもはじまりから一度も途絶えることなく今年は883回目となりました。
 
零時からはじまった遷幸の儀から暁祭は雨の中執り行われましたが、朝には雨はあがりました。
そしてお渡り式がはじまることには青空に♪
 
春日大社の一之鳥居

 
春日若宮おん祭りのお渡り式は、御旅所の若宮様のもとへ、祭礼や芸能を奉納する人々が社参する行列のこと。
 
奈良県庁前の登大路園地から出発し登大路を西へと下り、近鉄奈良駅から油阪を通ってJR奈良駅前からは三条通を東へ上がり一ノ鳥居へと向かいます。
 
お渡り式は立ち見でもいいとしても、8時間つづく御旅所祭は座る場所がなくては厳しい。
一之鳥居から表参道まで、竹垣がされ土が盛られています。お渡り式は、途中で競馬と流鏑馬があるのです。ちなみにはじまる前は鹿が悠々と歩いていました。
 
まずは、一之鳥居がみえるところでお渡り式の行列を見ることに。
 
お渡り式の先頭がやってきました
 
先頭は奈良市長の仲川げん氏
 
左「祝御幣」右「梅白枝」赤衣(せきえ)に白く長ーい布を首周りにかけ地面に引いています。後につづくのは五色の御幣
 
「十列児(とおつらのちご」巻纓冠に桜の花を挿した馬上の舞人。
御旅所では東遊を舞います。
 
「日使(ひのつかい)」関白の名代であり、お渡り式の核。
関白藤原忠道はおん祭りに向かう途中で病になり楽人にその日の使いをさせたことから、日使となったそうです。
第883回は関西電力会長の八木誠氏がつとめられました。
黒の束帯に藤の花を垂纓冠に挿しています。
 
さあ、このレポは年内に終わるのかしらん…@@;
 
ワタクシ的には、今、奈良がブーム♪ ←単純
つづきます!
 
 

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