福島の旅レポのつづきです。
五色沼入口近くにある諸橋近代美術館へ♪
ドイツの古城のようです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
中世の馬小屋というイメージのもとに厩舎を意識して建築されたものなのだそう。
スポーツアパレルメーカーのゼビオの創業者の諸橋廷蔵氏のコレクションを所蔵する美術館。アジアで唯一のサルバトーレ•ダリの常設美術館でもあります。
磐梯朝日国立公園内の5.5万㎡以上の敷地に約2000㎡の面積で建てられている贅沢さ。
敷地内には川が流れ
水芭蕉も咲いていました。
新鮮な空気がたっぷりで、ここでボーッと過ごしていても気持ちが良い♪
「夢幻×無限 〜エッシャー•ダリ•福田繁雄〜」展が開催中(〜6月24日まで)
自然との調和が考えられていて、看板や幟などがありません。
展示ホールは一般でも撮影可能(フラッシュ禁止)ですが、この日は人人人だったので…@@; 別途でお写真をいただきました。
自然光がたっぷり入る高さ9mの開放感ある展示ホール
窓からは磐梯山がみえて自然と重厚感ある美術館のつくりが融合しています。
錯視効果を巧妙に利用した静物画、騙し絵。
騙し絵といえば、エッシャー。
絵にはあるけれど実在はしない立体構造。哲学的な不可能立体を芸術としたもの。
日本のエッシャーの異名をもつ福田繁雄。
見る方向によって違うものに見える新たな不可能立体の世界。
シュルレアリズムの巨匠であるダリの絵画、彫刻、版画は340点を所蔵。
初代館長の諸橋廷蔵氏はスペインのダリ美術館で夢と幻覚を絵画としたダリの作品に衝撃をうけ、ダリ美術館の建設を実現させます。サザビーズ、クリスティーズ、海外視察…。10年でこれだけの収集と美術館建設を実現されたことには目を見張るものがあります。
人間の脳による思い込み…。
錯覚と錯視、アートとしてみるか哲学としてみるか。面白いですね。
撮影可の杉原厚吉の錯視を利用した作品
車庫の屋根が変化しています
諸橋近代美術館はワークショップやギャラリートークも充実。
またいつか、あまり混んでいないときにひっそりと訪れたいものです^^;
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