今回のテーマは”奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」(4)です。
奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」 (朝日新書)/朝日新聞出版
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この本いい!(笑)
ホントいい本です!
あのですね~・・・この本読んでるとですね~もっとボランティアに
関して知りたくなってきちゃうんですよね~(笑)
ボランテイアってどんな事すんの?とか
ボランティアの方にスム-ズに動いてもらう方法って何?とか
スタッフを集めて、効率よく動かす方法って何よ?とか
ボランティア指導マニュアルとかないのか~?とか
そんな事知りたくなっちゃう欲望が沸々と沸いてきちゃうんですね~。
今回ボランティアの中心になった「ピ-スボ-ト」って団体、あの
辻本清美さん・・・社民党の方がたしか作った団体で・・・
そればっか聞いてるとかなりヤバくて反戦平和を訴える過激派まがい
の団体かぁ~?・・・ってなイメ-ジ持っていましたが、震災の時は
政治や宗教などの話は無しで、自分の功績も誇らないようにしよう!
・・・そんな話し合いとかあったようで、なかなか理解力のある
リ-ダ-に恵まれたようです。
かなり活躍されてようなので、もっと知りたくなりました。
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そのうち読んでみようかな・・・
・・・ということで、前回からの続きです。
ボランテイアは無造作に1チ-ム6人のグル-プ分けがされます。
そしてグル-プ内の話し合いでリ-ダ-が選出。それ以降連絡は
リ-ダ-を介して行われ、ここに集まった100人のボランティアと
ともに石巻へ行きます。
現在のボランティアシステムは被災自治体の「社会福祉協議会」が
「災害ボランティアセンタ-」を立ち上げ、そこに組み込まれる
形で、団体や個人ボランティアが活動するのが一般的・・・と
書かれています。
ふむふむ。社会福祉協議会か・・・なるほど~。
んで?現実的にはボランテイアセンタ-とNGOやNPOが
歩調をとるのは難しい・・・
神戸の震災の時はピ-スボ-トは自前でボランテイアを募集し、
受け入れ、印刷機を持ち込んで「デイリ-ニ-ズ」という新聞を
日刊紙で3万部発行したのだとか・・・すげぇ~!
それにはどこに行けば水があるとか、公衆電話のテレホンカ-ドは
どこで手に入るとか、外国人の語学サポ-トはでこで受けられるか?
被災者たちと接触し、情報の収集とニ-ズの解決までボランティアが
責任を持ったんだとさ~。すごいですね~。
今回は社協モデル(受動型ニ-ズ集め)とNGOモデル
(能動型のニ-ズ集め)に関して紹介されていました。
〇社協モデル(受動型ニ-ズ集め)~被災地や行政からの個別要望。
電話や直接来訪によってニ-ズが明らかになる。これに向けて
全国から集まる個人ボランティアを派遣する。
要するに被災者とボランティアを会せる、マッチングさせる方法。
〇NGOモデル(能動型のニ-ズ集め)~被災者のニ-ズを「直接」、
「独自」に調査して集める、つまり、「ニ-ズは生み出す」が基本。
その上で、それぞれの団体に所属するスタッフやボランティアを使って
問題を解決する。自己完結型。
ニ-ズの集め方が違う。
・・・ボランティアって一口に言っても、全く違うんですね~。
片方は派遣されて、言われたままの仕事をこなすだけ。
もう片方は、どんな事が困っているのか聞いたり、慮って
「こんな事に困っているんじゃないだろうか?」とか
「こんな事されたら助かるよな~」とか想像したり、被災者
達が何気なく呟いた事を参考にニ-ズを作っていく。
臨機応変にやっていく。
ボランティアといっても全く違う!
やっぱこの本勉強になる!
サクサク読めて、明日あたりで読んじゃいそうです!
良い本はサクサク読める・・・
いい感じだ!