第二章旅行術 (2) ウィングの飛行機搭乗術  | ディアのハッピー犬ライフ & ウィングのシニア犬ライフ

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2歳目前に新しい家族になった
ディアの日々と
18歳3ヶ月で虹の翼をもらって虹の橋へ行った
ウエスティ ウィングの思い出

ウィングは 飛行機に18回も乗ったんだよ。
北海道に3往復 九州が2往復、
あと 広島 宮古島 山口 四国の往復。

でも これだけは得意にならなかったな。


空港に着くまでは、意気揚々と行くんだけど

20010817
わーい 旅行だ 旅行だ ホイサッ (羽田にて)


「バスケット!」と言われれば、自分からケージに入ったウィング。



バスケットには入ったけど… あれれ~


 

そこから、いつもと違うことが起きていく。

大きな荷物が運ばれていく妙なカウンターみたいなところに
連れて行かれて、


うーん なんか嫌な予感が~


ママが何か書いてから、バスケットを空港のお姉さんに
渡す。
すると おねえさんが緑色のネットで

ウィングのバスケットをすっぽり包み始める。


ゲッ!!やっぱり 網 網ってことは~


そこでパパママは、心配そうにしながら立ち去ってしまう。
「ウィングはどうなっちゃうの?パパ ママ、私を捨てるの?ひどい~」

やがて、屋根のないブー(自動車)みたいなのに乗せられて


運転手さんの隣の席に乗せられるよ~


空飛ぶブー(飛行機)までに運ばれる。
そこからはベルトコンベアーの坂道に乗せられて、
丁寧にではあるけれど、荷物がいっぱいあるお部屋に
入れられて固定されるの。


お外も全く見えないから、何がどうなっているのか

わからないけれど、「ゴー」とうるさい音がして、
上がったり下がったりして、その間、本当に心細かったよ。


そのうち「ドシン、ゴー、キューン…」となって、静かになると、

あのドアが開いて、さっきとは違うおじさんが迎えに来て、
また、ブーみたいなのに乗せられて、
見たこともない大きな部屋に連れて行かれる。

「ここはどこ?」と思って待っていると、
パパママが現れたときには、もう不安な気持ちが爆発して、
ケージのネットを掘ったり、噛んだりしちゃう。

出されて抱っこされて、一安心。

でも もう乗せないでねっ ていつも思ってた。


お仲間がいても やっぱりこわいよ~


初めて飛行機に乗った時は下痢ピーに
なっちゃったんだからねっ!


なんとか 一緒に客室に乗れるかもって

噂を信じて わらにもすがる気持ちで
優良家庭犬試験 にも挑戦したんだけど
結局、いまでも犬は貨物室だよね。




バスケットを揺すって暴れたのでロープで結ばれちゃった


ウィングが客室に乗れないなら、自分も一緒に貨物室に
乗ってもいいって、ママは言ってたよ。


貨物室内ではペットを乗せるエリアは、
空調が効いているらしいけど、
飛行機に乗せられる迄の間 炎天下の屋外で
待機させられることもあるって聞いてるよ。


特にお盆休みとかの混雑期は、
預けたクレートがどこにあるのか出来るだけ見ておいた方がいいよ。


パパ達も、ウィングが乗り込む(積み込まれる?まで)
搭乗口のガラス窓にへばりついて、
追跡していたよ。

フレブルなどの短頭種で熱中症で亡くなった子もいるらしく、
乗せるのは外の気温が23度以下のときに限る
という規則が
あるんだって。


そんな規則をつくるより、絶対にクレートからは出ないなら
客室に乗ってもいいですよという規則を作ってほしいな。






シニアになってからは 
ウイングの負担を考えて 飛行機移動はやめにしてくれたから
ほんとによかったよ。


もし、夏に飛行機に乗ることがあったら
お水を沢山飲んで クレートに給水器をつけ
冷え冷えマットを敷いたりして対策してね。
あと 安心できるおもちゃを入れるのもいいみたい。



あれ?これじゃ 
ぜんぜん ウィングの飛行機搭乗術に
なってないような~ 

まぁ 今はもらった虹の羽でどこにでも付いていけるから、
飛行機も平気だよ~




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