ピュリニー・モンラッシェ 2011 / ジャック・カリヨン | リアルワインテイスティングメモ

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ピュリニーって
フォアグラ合わせるんですか?

Puligny Montrachet 2011
     / Jacques Carillon

ピュリニー・モンラッシェ 2011 / ジャック・カリヨン

アイスクリンに似たミルキーでコクのある香りと、直接的に草花を連想させるグリーンの香り、そして、何でしょう、ある種のブルゴーニュの白ワインに共通して僕が感じるふかふかしたイメージ(柔らかな毛皮に顔を突っ込んだような)。
上述の通り花、花、花、草、そして鼻が痛くなるほど強く上がってくる香り、柑橘は柚子やライムとレモン、ほんのりオレンジ、グレープフルーツの酸、ほんのりと甘くミルキーな香り、石灰と粘土。フィナンシェのような、焼き菓子的な香りもある。ああ、ナッツですね。
口に含むと柔らかくジューシーな液体がじわりと口中に染み込む。強い酸とほんのりと柑橘の皮の苦味。香水を飲み込んでしまったような気分になるほどの強い残り香、そして食道に残るアルコール感。

力強いワイン。
合わせるなら何でしょうね。サーモン系とも合いそうな気がします。あとジャガイモとも合いそう。マッシュポテトの上に乗ってるメインディッシュは・・・、んー、意外と鹿とかいけないですかね(誰に聞いているのか)。あーー、仔牛!ヒラメもいいか、ベタにクリームソースなんてのと。グラタンにも合うと思います。カニクリームコロッケとか。普通のコロッケとか。こんなワインに誰もコロッケなんて合わせないんでしょうけど。

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ワイン専門平野弥