ワイン用ぶどうと生食用ぶどうのお話 | はじめてでも楽しめる!「ワインのある生活」をはじめよう!

はじめてでも楽しめる!「ワインのある生活」をはじめよう!

ワインのこと知りたいけど、むずかしそう・・、聞くのはちょっと恥ずかしい、何からはじめたらいいのかわからない・・。
そんな気持ちにやさしく答えます。「ワインのある生活」を楽しみましょう。

ワインって難しい!?から卒業しましょうえっ


ここでは、ワインがはじめての方向けに、入門編の知識をお伝えしていきます。細かいうんちくは、あえて書きません。
あなたが「ワインのある生活」を楽しめるように。


ぶどうワイン用ぶどうと生食用ぶどうぶどう

今回は、ワイン用のぶどうと生食用のぶどうのお話をします。

フルーツとして生で食べるぶどうぶどうと、ワイン用のぶどうぶどうって、実はちょっと違います。
日本で生産されているぶどうは8割が生食用なので、ワイン用のぶどうを見たことのある方は少ないかもしれません。
ですが、世界で収穫されるぶどうの75%はワイン用のぶどうなんです。


生食用のぶどうぶどうは、皮が薄く実が大きい。最近は種のないものも増えて、食べやすく、甘くておいしいラブラブ
ワイン用のぶどうは、それより小粒な場合が多いです。


特に赤ワインワイン用に使われるぶどうは、皮や種からしっかりとした濃い色素や渋みの成分など、ワインの味や骨格の構成を決める大切な要素を抽出するので、小粒で皮のしっかりとしたものです。

そうなると、生食用のぶどうぶどうの方がぐっと甘そうですが、糖度を計ると実はワイン用のぶどうの方が糖度が高い。
前もお話した通り、アルコールは果実の糖を酵母が分解することによって造られるので、糖が足りないと、きちんとしたワインワインを造ることができません。

以前、カリフォルニアのワイナリーを訪問した時、収穫前のワイン用のぶどうを食べさせてもらったことがありました。生食用のぶどうに比べたら、実は小さく、皮をむくと無くなってしまいそうなレベルなので、皮と種ごと口の中へ。。種を潰さないように軽くかむと、ぶどうの果汁が口の中に広がる。見た目の印象とは違い、かなり甘く感じました。
それでも生産者は糖度がまだ足りないから、収穫までもう少し待つんだと言っていました。


napa



収穫期になると、生産者は最適な状態のぶどうぶどうを収穫するために、こまめにぶどうの状態チェックし、酸味や甘みのバランスがこれでOKと判断したら、一気に収穫にかかります。
この時期に雨雨が降ると、ぶどうを雨粒と一緒に収穫することになってしまい、水っぽいもの汗になってしまったり、寒い地方でヒョウ雪の結晶が降ったりしたら、ぶどうの実はが破れてしまったりで、一年間の苦労は水の泡ですあせる。ですから、天候によってはやむなく、収穫を早めたりすることもあり、この時期の天候晴れは、特にワインを造る上で大きな影響を及ぼす要因になります。

また、生食のぶどうぶどうを甘く感じる理由としては、ワイン用のぶどうぶどうに比べて酸味が少ないことで甘みが強調されるからです。ワインの味のバランスを取るためには、酸味も欠かせない要素です。
酸があると、甘さが控えめに感じられます。ワインに酸味がないと、味はだらっと、ぼやけた印象になってしまいます。

わかりやすい例をいうと、コーラとレモンを用意してみてください。
まずは、レモンを絞る前のコーラを一口、そのあと絞った後のコーラを一口。甘さの印象が変わるはずグッド!。これできっと、
酸味と甘みの関係をお分かり頂けるんじゃないかと思います。

たまにやるのが、杏仁豆腐ラブラブ。これにレモンを絞ると、さっぱりとして食べやすくなります。
ちょっと大人の杏仁豆腐、私のお気に入りです音譜。よかったら、一度試してみてくださいね(笑)。


杏仁豆腐



今日はここまで。

最後まで読んで下さってありがとうございますドキドキ


アメブロ初心者のため、記事のUPに時間がかかりますあせる
気長に遊びに来て下さいドキドキ