はじめてでも楽しめる!「ワインのある生活」をはじめよう!

はじめてでも楽しめる!「ワインのある生活」をはじめよう!

ワインのこと知りたいけど、むずかしそう・・、聞くのはちょっと恥ずかしい、何からはじめたらいいのかわからない・・。
そんな気持ちにやさしく答えます。「ワインのある生活」を楽しみましょう。

Amebaでブログを始めよう!

ワインって難しい!?から卒業しましょうえっ


ここでは、ワインがはじめての方向けに、入門編の知識をお伝えしていきます。細かいうんちくは、あえて書きません。
あなたが「ワインのある生活」を楽しめるように。



ぶどうワインボトルの色と形状 ぶどう

今回は、ワインのボトルの色と形状についてお話します。
皆さん、何気なくワインを飲んでいらっしゃると思いますが、よく見るとワインのボトルの形状って微妙に違ったりしますよね。これは実は産地や種類によって異なります。

まず、ワインボトルの色です。
白ワインは、通常透明か、緑(黄緑)、場合によっては茶色の瓶に入っています。

基本、白ワインは熟成を楽しむ(長期熟成
する)ものが少ないため、透明の瓶が存在します。
ワインは光が苦手です。透明の瓶は、色付きの瓶より光を通しやすく、ワインの劣化の原因になるのです。

ロゼワインも白ワインと同様、長期熟成するものは少ないです。また、ロゼワインのきれいなピンク色が、グラスに注がなくても見えるように、透明の瓶が使われていることが多いです。


ロゼボトル


では、赤ワインはどうでしょう?
店頭で見ていただくとわかるように、赤ワインはほとんどの場合、緑色の瓶に入っています。
赤は、白やロゼに比べ、長期熟成させるものが圧倒的に多いので、赤の補色であるグリーンの瓶を使います。これによって、光からワインを守る。造り手さんたちが自分のワインをいい状態で飲んでほしいという配慮ですね。
ボトルの色にも意味はあるんです。

赤ボトル

例外的に赤で透明瓶に入っているのが、ボジョレー・ヌーボー。毎年、11月の第3木曜日に解禁となる、あのワインです。ヌーボーとは「新酒」。つまり、その年に収穫されたぶどうで造るワインです。
年を越したら、ヌーボーではなくなってしまいます。
要するに、ヌーボーはできたら早く飲む!=熟成させない。だから、赤だけど透明瓶にはいっているのです。できたてのワインは、色も鮮やかできれいです。透明瓶に入れるのは、その色をみてもらいたいという意味合いもあるかもしれません。

コンビニに並んでいるような国産の赤ワインたちも、フレッシュ感を楽しむものなので、透明瓶に入っていることが多いですね。


さて、次はボトルの形状です。

以下は、ボトルの主な種類です。

ボルドー型


ボルドー型





ボルドー型と呼ばれるボトル。
その名の通り、フランスのボルドー地方のワインはこの形状のボトルに入っています。
背が高く、いかり肩。

ブルゴーニュ型

ブルゴーニュ型






それに比べ、フランスのブルゴーニュ地方で使われる、こちらのボトルはなで肩です。
この違いはなぜでしょう。

赤ワインを長く保存すると、黒っぽいカスのようなものが底にたまることがあります。これをオリといいます。オリは、ブドウに含まれる成分や色素が長い期間を経てゆっくりと結晶化したものです。飲んでも問題はないですが、美味しくないのでできれば取り除いた方が良いです。

ここでボトルの形に戻りますが、ボルドー地方の赤は、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロと言った小粒で紫色の濃いぶどうを使います。ここで造られる赤ワインは、しっかりとした渋みをもったワインがほとんど。そういうワインは、オリが出やすい。
だから、ワインを注ぐ時に出来る限り、グラスにオリが入り込まないようにいかり肩で受け止める。
そういう構造になっているのです。

ブルゴーニュ地方の赤ワインも長期熟成でオリが出ることもありますが、
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロに比べて、大粒で色素も薄いぶどうを使うので、ボルドー地方のワインに比べるとオリが出にくい。なので、なで肩のボトルになっています。

また、ボトルの底の中央部分が凹んでいます(内側に突き出している)。これもワインを注ぐ時に、オリを舞い立たせない工夫です。ドイツの白ワインや国産の手頃なワインなどは、底が平らな瓶を使っています。
オリが出にくいワインだからです。

例えば、先ほど話したボルドー地方の品種、カベルネ・ソーヴィニヨンはチリ、アメリカ、オーストラリアなど世界の様々なワイン産地でも使われていますが、ボトルはボルドー型を使うことがほとんどです。

一方、ブルゴーニュ地方で使われる品種、ピノ・ノワールやシャルドネなどを使ったワインは、やはり他の国でもブルゴーニュ瓶に入っていることが多いです。
ただし、例外はやっぱり存在します。

ドイツ型


こちらは、ドイツワインのボトル


縦長のスリムな形状。茶色がライン地方、緑色はモーゼル地方はの瓶です。ドイツの国境に近いフランス、アルザス地方でもこの形のボトルを使います。



ボックスボイテル

ボックスボイテル型

昔の革袋の形状を伝える美しいボトル
ドイツのフランケン地方やポルトガルのワインなどに使用されます。

シャンパンボトル



スパークリングワインのボトル


シャンパンやスパークリングワインを入れたボトルは、ガスの圧力で瓶が破裂しないよう厚手になっています。


100パーセントではありませんが、ボトルの形状や色は、ワイン選びのヒントになります。

いかり肩のボトル → 渋みがしっかりしている(可能性が高い)

なで肩のボトル → 渋みは比較的柔らかい(可能性が高い)

透明のボトル → 早飲みのフレッシュさを楽しむワイン(可能性が高い)

ワイン選びの参考にしてみてください。
そして、実際に飲んでみて当たっているどうか検証してくださいね。




ワインボトルたち



今日はここまで。

 

最後まで読んで下さってありがとうございますドキドキ

 

アメブロ初心者のため、記事のUPに時間がかかりますあせる
気長に遊びに来て下さいドキドキ






ワインって難しい!?から卒業しましょうえっ


ここでは、ワインがはじめての方向けに、入門編の知識をお伝えしていきます。細かいうんちくは、あえて書きません。
あなたが「ワインのある生活」を楽しめるように。



ぶどう赤ワイン・白ワイン・ロゼワイン(色による分類) ぶどう

今回は、ワインの色による分類についてお話します。
皆さん、お料理やその日の気分によって赤ワインや白ワインの飲み分けをしていると思いますが、造り方まではあまり気にしないのではないでしょうか。


赤白ロゼ

ワインの色は、どこで決まる?そうです。ぶどうの色です。

赤ワインは黒(紫色)ぶどうから造ります。
まず、収穫したら茎を外します。これをしないとワインにえぐ味が出ます。



赤ワイン工程

赤ワインの場合は、皮と種を一緒にタンクや樽にいれて、発酵させます。すると、皮や種から、渋みの成分であるタンニンや色素が抽出されます。これは、赤ワインの骨格を決める重要なポイントでもあります。
液体に程よく色と渋みがついたら、種と皮は分離し、ジュースだけを取り出します。
赤白ロゼに共通に言えることですが、この時きつく絞ってしまうと、えぐ味や雑味など、好ましくない要素も一緒に絞ることになるので、優しく絞ります。

その後、熟成。熟成させることにより、味わいのとがった部分が、だんだんと落ち着いて、まろやかなワイン本来の味わいへと変化していきます。熟成が終わったワインは瓶詰めされ、横に寝かされ更に、瓶の中でゆっくりと熟成していきます。



ワイン樽いっぱい

ロゼワインの工程は、途中までは赤ワインと同じです。

ロゼワイン工程

皮と種を一緒に発酵させ、きれいなピンク色になったところで、種と皮をジュースから取り除きます。その後、ジュースだけを発酵させます。ロゼワインの造り方は、いくつかありますが、基本はこの方法が多く使われます。
赤ワインと白ワインを混ぜればいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、ヨーロッパのワイン法では例外(シャンパン)を除いては認められていません。

さて、最後に白ワイン。

白ワイン工程

白ワインの味わいは繊細で、特に若いワインはフルーティさが持ち味ですから、収穫したら、茎を外し、優しく絞って、種、皮を分離します。そして、発酵。

辛口のものは、糖分を完全に発酵させ、アルコール、二酸化炭素、香味成分に分解します。甘口のものは、発酵を途中で止め、液体に糖分を残します。その後、熟成されます。

フルーティなワインを造る場合は、樽で熟成するより、タンクを使用した方がワインになった時に、持ち味を発揮できるので、タンクで熟成されることが多いです。


白ワインセット
 
アメリカにジンファンデルという、皮の色の濃い黒ブドウがあります。巨峰などをみればわかるように、黒ブドウでも中の果肉は白いですよね。
そこで、ジンファンデルで白ワインを造ろうとした人が、ジンファンデルを白ワインを造る要領で、やさーしく絞ってジュースにしたところ、あまりに皮の色素が濃くて、ピンク色になってしまったそうです。
そのジュースから造ったワインは、とても可愛らしい色合いのワインで、そのピンク色のワインは「ホワイトジンファンデル」という名前がつきました。
アメリカではブラッシュワインと呼ばれ、人気があったワインです。
ブラッシュとは、ほお紅のこと。
優しい甘みのそのワインは、キリッと冷やしてテラスや公園で飲むのがおすすめです。
女子のおしゃべりのお供には、ピッタリのワインかもドキドキ


ジンファンデル
 
 ジンファンデルです。
 こんな黒いブドウから、 こんなかわいい色のワイ ンができるって、ちょっ と意外。。





ホワイトジンファンデル





今日はここまで。

 

最後まで読んで下さってありがとうございますドキドキ

 

アメブロ初心者のため、記事のUPに時間がかかりますあせる
気長に遊びに来て下さいドキドキ



ワインって難しい!?から卒業しましょうえっ


ここでは、ワインがはじめての方向けに、入門編の知識をお伝えしていきます。細かいうんちくは、あえて書きません。
あなたが「ワインのある生活」を楽しめるように。


ぶどうワイン用ぶどうと生食用ぶどうぶどう

今回は、ワイン用のぶどうと生食用のぶどうのお話をします。

フルーツとして生で食べるぶどうぶどうと、ワイン用のぶどうぶどうって、実はちょっと違います。
日本で生産されているぶどうは8割が生食用なので、ワイン用のぶどうを見たことのある方は少ないかもしれません。
ですが、世界で収穫されるぶどうの75%はワイン用のぶどうなんです。


生食用のぶどうぶどうは、皮が薄く実が大きい。最近は種のないものも増えて、食べやすく、甘くておいしいラブラブ
ワイン用のぶどうは、それより小粒な場合が多いです。


特に赤ワインワイン用に使われるぶどうは、皮や種からしっかりとした濃い色素や渋みの成分など、ワインの味や骨格の構成を決める大切な要素を抽出するので、小粒で皮のしっかりとしたものです。

そうなると、生食用のぶどうぶどうの方がぐっと甘そうですが、糖度を計ると実はワイン用のぶどうの方が糖度が高い。
前もお話した通り、アルコールは果実の糖を酵母が分解することによって造られるので、糖が足りないと、きちんとしたワインワインを造ることができません。

以前、カリフォルニアのワイナリーを訪問した時、収穫前のワイン用のぶどうを食べさせてもらったことがありました。生食用のぶどうに比べたら、実は小さく、皮をむくと無くなってしまいそうなレベルなので、皮と種ごと口の中へ。。種を潰さないように軽くかむと、ぶどうの果汁が口の中に広がる。見た目の印象とは違い、かなり甘く感じました。
それでも生産者は糖度がまだ足りないから、収穫までもう少し待つんだと言っていました。


napa



収穫期になると、生産者は最適な状態のぶどうぶどうを収穫するために、こまめにぶどうの状態チェックし、酸味や甘みのバランスがこれでOKと判断したら、一気に収穫にかかります。
この時期に雨雨が降ると、ぶどうを雨粒と一緒に収穫することになってしまい、水っぽいもの汗になってしまったり、寒い地方でヒョウ雪の結晶が降ったりしたら、ぶどうの実はが破れてしまったりで、一年間の苦労は水の泡ですあせる。ですから、天候によってはやむなく、収穫を早めたりすることもあり、この時期の天候晴れは、特にワインを造る上で大きな影響を及ぼす要因になります。

また、生食のぶどうぶどうを甘く感じる理由としては、ワイン用のぶどうぶどうに比べて酸味が少ないことで甘みが強調されるからです。ワインの味のバランスを取るためには、酸味も欠かせない要素です。
酸があると、甘さが控えめに感じられます。ワインに酸味がないと、味はだらっと、ぼやけた印象になってしまいます。

わかりやすい例をいうと、コーラとレモンを用意してみてください。
まずは、レモンを絞る前のコーラを一口、そのあと絞った後のコーラを一口。甘さの印象が変わるはずグッド!。これできっと、
酸味と甘みの関係をお分かり頂けるんじゃないかと思います。

たまにやるのが、杏仁豆腐ラブラブ。これにレモンを絞ると、さっぱりとして食べやすくなります。
ちょっと大人の杏仁豆腐、私のお気に入りです音譜。よかったら、一度試してみてくださいね(笑)。


杏仁豆腐



今日はここまで。

最後まで読んで下さってありがとうございますドキドキ


アメブロ初心者のため、記事のUPに時間がかかりますあせる
気長に遊びに来て下さいドキドキ