無口でおとなしい新人が自らコミュニケーションを・・・ | 人間関係ファシリテーターの体験学習循環過程

人間関係ファシリテーターの体験学習循環過程

ファシリテーションとはグループから最大を引き出す技術ですが、人間関係ファシリテーションは様々なファシリテーションがあるなかでもその根幹をなすものです。 ここでは体験学習の循環過程をもとに話を進めていきます。

「無口でおとなしい新人が自らコミュニケーションをとり、

バリバリと仕事をし始めたわけは?」



【新しく配属になった新人は・・・】
アサ9

筆者が東京港区虎ノ門の特許事務所に勤めていた時の話です。

まだ部下をもってそんなに経っていませんでした。


当時事務所は成長の一途をたどり、

仕事量が増え、それと共に残業もうなぎのぼりに増えていきました。


そんなところに新人としてHさん(女性)が配属されてきました。

身長は170cm近くあるのですが、

見たところ、物静かで、どちらかと言うと

珍しいくらい無口な人でした。


そのHさんにも新人として必ず最初に担当してもらう

仕事をやってもらいました。


仕事のスピードは普通で、ミスもあまりなく

どちらかというと普通のOLでした。


ただ周りのメンバーと協力することは

あまりなく、終業のチャイムが鳴ると、

机の上を片付けて

一分後には姿を消していました。


【忙しすぎる現実】


周りのメンバーは3年以上の経験者ばかりです。

忙しさのあまり新人のHさんにかまっている暇は

ありません。


少しでも氣を抜くと鬼のように増える仕事に対し、

次から次へと仕事をこなしていかないと期限に

間に合いません。


【突然のミスの嵐】


毎日、残業をしつつ何とか仕事をこなしていると、

ある日突然、Hさんのミスがうなぎのぼりに

増え始めたのです。


最初は、「仕事に慣れ始めたので少し氣が緩んできたのか」と

高をくくっていました。


ところが、日に日にミスはまして行きます。

このままでは、Hさんの仕事のチェックだけで

その日の仕事が終わってしまいます。


何とかしなければ…


【周りのメンバーはきづいていた】


忙しさのあまり、ろくに口も利かないで

Hさんに指示命令ばかりをくり返して

いたのですが、このままでは

取り返しのつかなくなることは明らかでした。


周りのメンバーも筆者に「何とかしてください」

と言い始めてきました。


そこで思い切って忙しさの中、時間をとり、

Hさんと話す機会を設けました。


【ある日を境に…】

Fa5月25日1

Hさんは珍しく終業のチャイムが鳴っても

帰りませんでした。


それどころか、今までの様子とは一変して

周りのメンバーと笑いながら話しています。

仕事も手伝っているようです。

本当にHさんの笑い声は久しぶりです。


あくる日、メンバーの一人が

朝一番で寄って来ました。


開口一番、「Hさんに何をしたんですか?」

と尋ねてきました。


その答えは・・・


こちらの会場で!

http://globfa.noblog.jp/e81.html