【スペイン~8】グラナダ(フラメンコ編) | 拓かれた時間の中で

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今日出会い、思い、感じたこと。一つでもよいから、「明日」の元気につながれば・・・。

グラナダ。
本編は次として、先にグラナダで観た本場の「フラメンコ」。

 

アルハンブラ宮殿の夜景が見える、レストラン「Venta El Gallo」。


スペインの最後になるバルセロナで書くことになると思うが、冒頭スペインの外国人観光入込客数が世界2位になったことを記した。
特にその傾向が顕著なのがバルセロナとのことだが、今回立ち寄ったどの土地でも、外国人観光客は多かった。
アルハンブラ宮殿は、昨今、団体での入場も大幅に規制されていることから、ツアーで観ることも大変のようだ。
もちろん、こうしたフラメンコの観劇も、事前予約しておかなければ観ることはできない。

東京に住んでいたときに「アイーダ・ゴメス」でその触りは楽しんだことがあった。
しかし、本格的なフラメンコを観るのは初めて。


15世紀にアンダルシアにやってきたロマの人々によって、フラメンコは成立したとの説明を受けた。
踊りの最中に発せられる掛け声は、私には「アレー」と聞こえたが、まさに「アラー」に由来しているとのこと。

後方右手にギタリスタ(Guitarista)、左手と中央にカンタール(Cantaor)。
そしてバイラオーラ(Bailaora)数名とバイラオール(Bailaor)という構成。

偶然前から2列目に1席空いていたので、そこに座らせてもらえたのだが、目の前に繰り広げられる激しいステップと踊りには、心を鷲掴みにされる。
早速フラメンコシューズを買って、ステップの練習をしようかと思ったり(笑)。


踊り手たちも激しい踊りが続くので、水分を補給しながらという感じだったが、翌日宿泊したホテルのすぐ横にあるアルハンブラ宮殿を見学する前にフラメンコに触れることができたことは、順番としては間違いでなかったと思ったのであった。