さてさて…昨日は京都の天龍寺のことを書きましたが…
天龍寺の開祖、夢窓疎石は後醍醐天皇からも足利尊氏からも北条政権からも帰依を受けていて…
天龍寺は紅葉の見頃を告知してくれるね…
夢窓疎石さん…実は元々は鎌倉の禅寺で修行をしていた方で…鎌倉でもいくつかの寺院の開基となっているのですが…
瑞泉寺というお寺もその一つです…瑞泉寺でも天龍寺と同じく、庭園をてがけています…
それぞれの庭園にはコンセプトが大きく異なるのか?…という面があって…天龍寺は「自然に人の手を加えると調和という美が生まれる」というコンセプト…
昨日の写真なんかはそんな感じだ…
瑞泉寺の方は「自然が存在しているそのままの姿の中の美に敬意を払う」というコンセプト…
瑞泉寺…撮影:Urashimataro
最も、寺院の中には庭園は複数箇所あるのが普通で…天龍寺にも後者のコンセプトだと感じられる庭園はあるし…瑞泉寺にも前者のコンセプトだと感じられる庭園もあるっす…
ただ、全体的な雰囲気としてはそういうイメージが強いっす…※個人の感想です…
夢窓疎石さん…庭園をつくった時に…京都は公家の街で鎌倉は武家の街だから…ということを意識したりしてたのかな?…
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