騎士と僧兵 | コリー・ファルコン・スコットのブログ

さてさて…昨日、ホワイトデーは白馬の王子様や白馬の騎士からとったのか?…

 

ということを書きましたが…お菓子をつくる時に使う砂糖は白いから…というのがどうやら本当みたいだね…

 

最近、角砂糖ってあんまり見ない…

 

ところで…ヨーロッパの騎士は多くが修道士から構成されていたので…日本でいうと僧兵と同じようなものなのかな…

 

ところでところで…信州の諏訪氏は諏訪大社の神官から戦国大名を経て江戸幕府政権下でも大名として存続したけれど…

 

僧兵から大名になったのは「洞ヶ峠を決め込む」の筒井順慶の筒井家が有名かな…

 

筒井氏は代々奈良の興福寺の僧兵で…順慶の養嗣子、定次の時には伊賀二十万石の大名になりました…

 

興福寺

 

順慶までの代々は僧形をしていたのだけれども…多分、形式だけの得度で実際には武士としての日常を送っていたみたい…

 

次代の定次には得度したという確証がないのです…名前も法名じゃないし、伝わっている肖像画も僧形ではなく武士の姿…

 

義烈百人一首より(国文学研究資料館所蔵)

 

定次さん…嫡男は順定という法名なので得度していたと思われるのだけど…

 

順定の母(定次の妻)は織田信長の息女なので、豊臣政権から徳川政権への移り変わりの時もかなり立場は安泰だったと思われるのですが…

 

1608年に家中の騒動で改易されています…やっぱ、得度していなかったから御仏の加護が及ばなかったのかな?…

 

 

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