バイバイ、カッシーニ… | コリー・ファルコン・スコットのブログ

さてさて…先月、未来永劫宇宙を飛び続けるボイジャー1号、2号のことを書きましたが…

 

これ、宇宙船の名前はミッションに則した旅という意味の言葉が選ばれたんだろうね、多分…

 

 

ではでは…ミッションが終わった後に自らその存在を抹消した宇宙船はあるのでしょうか?…

 

 

 

答えは…あるです…土星探査機のカッシーニ…2017年に史上初めて土星と土星の輪の間をくぐり抜けた後に…

 

土星の写真を数多く撮り気象観測をしました…その後、同年の9月15日に土星の大気圏に突入して燃え尽きました…

 

万が一、機体に微生物が付着していたりして…将来それが不測の事態で土星やその衛星に持ち込まれたりするのを防ぐための機体処分の処置です…

 

意思を持たない機械とはいえ…なんかやるせないなぁ…最近、長年使ってる車やPCがなんか愛おしく感じる時がある…

 

それにそれに…カッシーニは燃え尽きる寸前まで律儀に土星の写真を地球に送り続けていたので…なんか忠犬ハチ公みたいだよ…

 

          土星に地球の生命が持ち込まれたら大変なことになっち

          ゃうよ…

 

カッシーニというのはフランスの天文学者の名前なんだけど…最初は使命を終えた後、(焼却?)処分が決まっている探査機に個人名をつけるのに難色を示す関係者もいたけれど…

 

土星の衛星を四つも発見した功績を称える意味とカッシーニと土星は一体であるとの考えからこの名前になったそうっす…

 

ちなみに…イタリアの高級家具メーカーはカッシーナだけれど…これはフランス語とイタリア語の微妙な綴りと発音の違いで実は同じもの…だと思う多分…

 

 

 

 

 

 

 

 

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