さてさて…「一向に」という言葉は…一向に涼しくならないとか、一向に改善されないとか…
否定的な意味で使われるけれど…
一向一揆の一向宗は…南無阿弥陀仏の念仏を唱えれば誰でも極楽浄土に行くことが出来るという教義だったよね…
これって、一つのことをひたすらに信じなさい…という意味だよね…とずっと思っていたら…一向俊聖という僧侶が開祖だからということらしい…
そんでもって、一向宗=浄土真宗だと思っていたら…一向宗は浄土真宗の本願寺教団のことなんだって…
う~ん…高校の日本史の教科書はあんなに分厚くって資料集とかもたくさんあったのに…教えてくれないことがすごく多いじゃん…
一向俊聖さんは鎌倉時代の人ということだけれど…一遍とか一休とか数字の一ともう一つの漢字って…僧侶の名前のトレンドだったのかもしれないけれどさ…
一向という名前にして…あっ、否定の意味あるじゃん…とかにはならなかったのかな?…
それとも、その時代には否定の意味はなかったのか?…それともあえて、自分の名前に弱点を含めたのか?…
それともそれとも…一つの方向にひたすら向かうぜ…という思いだけで否定の意味なんか気づかなかったのか?…