花と器のハーモニー～♪

今日まで開催していた「花と器のハーモニー」の備忘録です

遠方にお住まいの方にも雰囲気が伝わればいいなあ～

毎年この時期に開催されるイベントだけれど

その年によって、使われるお花の流行があるのも楽しい～

スモークツリーが流行った年もあったけれど

今年はグロリオサがよく使われていました～

あと美女なでしこも今年は目に留まったのだけれど

どちらも私もよくお花屋さんで買ってくるお花だからうれしい
 

イギリス館

テーマ「A「WA（和）」～和と向き合う」

テーブルウェアフェスティバルでお馴染みの有田焼のお皿と

グロリオサのお花のコラボ

テーブルの石とその隙間のモスが、苔寺を訪れたような風情で

ところどころに置かれたビー玉が、水滴のようでした～

枝もので飾られたベッドで、森の中のうたた寝気分

落ち葉がラグやクッションになったサンルームは遊び心満載

山手１１１番館

テーマ「Monochromatik」

船を思わせるような大きなアレンジがお出迎え～

ダイニングテーブルは、鮮やかなオレンジ色のお花と

モノトーンのピアノの形をした会津漆器～

西洋館は窓から見える緑もコーディネートのひとつ

器は会場でも販売していて

ピアノを習い始めた孫クンにプレゼントしようかと思ったけれど・・・

娘に「乗せるお料理に迷うからパスで」と言われました（笑）

今まで知らなかった相馬焼の窯元さんの淡い色合いと

淡いパープルのお花のアレンジが、この季節の紫陽花みたい～
 

この大堀相馬焼は福島の浪江町で発達した焼き物で

東日本大震災の影響で浪江町を離れ

避難先で作陶を再開した伝統工芸品だそうです

山手２３４番館

テーマ「味わいある古いものに囲まれて」

ご自宅にある古伊万里の器と華やかな蘭のお花のコラボ～

柄のある古伊万里を朱の漆器をうまく使って組み合わせていました～
 

ゴージャス

エリスマン邸

テーマ「ゆとりのある時間へのご招待」

窓の外のグリーンをうまく使って

素朴な萩焼と枝の美しさがお花を引き立てていて

ホッとするような癒しの空間でした～

窓枠のような四角の中の自由な枝の美しさ～

べーリックホール

テーマ「Rediscobery of Lilies」

たくさんのユリのお花で、お部屋中が甘い香り～

ユリと合わせているグロリオサ、こんな黄色いのもあるのね

私は花粉が気になっておしべをすぐにとってしまうけれど・・・

おしべがついているとワイルドな勢いを感じるね～

最近我が家でもブームのまん丸の美女なでしこ

花先を積んで、色々なところに置かれていました

あちこちにボトルの花器と、きのこ型の花器

たくさんの種類のユリを並べていて

その品種名が記されていて、目で見るユリ辞典のよう～

壁紙の色と、窓の形が大好きな子ども部屋

ここもユリとグロリオサと、子どもの好きそうな風船かずら

きのこの花器

シンプルな波佐見焼がイイ感じ～

ローズピンクとパステルカラーでまとめられていたサンルーム

カジュアルで愛らしくて可愛らしいコーナーでした

外交官の家

テーマ「Flowar　Power  Wave」

白薩摩のシンプルモダンなお皿と、波のようなお花～

毛糸を渡したところに施したお花のついたて

刺しゅう糸でちょっと真似してみたくなる～

この季節は、こういう紫陽花色の組み合わせが好き～

ブラフ１８番館

テーマ「Der　Wald・森林」

窓の外とお部屋の中が繋がっているような心地よさ～

派手さはないけれど、こういう空間は落ち着く～

瀬戸焼の色合いもシックで素敵～

そこに生えているかのように自然に活けられたお花たち

広がりを感じられる素敵なアレンジ

枝をこんな風に横に流して、キャンドルスタンドに～

今年は孫連れで急ぎ足の鑑賞だったけれど・・・

世界のアーティストと日本の器とのコラボは

とても楽しかったです～