大無間山ピークハント | Windyの気まぐれ山歩

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 山歩きのはなし

 大無間山という山は 7年前南アルプス南部の3000m峰を周回した時初めて知った

 その時は 魅力的な名前の山だなと思ったくらいだった

 その後 いろんな山の情報を集めているうち 興味を持つようになった


 でもなぜ今回この山にしたのかというと はっきりとした理由は思いつかない

 強いてあげれば 山に登ったついでに 静岡に住む次女の顔を見に行くため くらいだろうか



 てしゃまんくの里駐車場に車中泊し 7月2日4:50出発


12台分の駐車スペースがあり 水洗トイレもある


諏訪神社の鳥居の横に湧水があり 汲んで登る

水分は3.5L持って行った


5時半ごろ向かいの稜線から朝日が覗く

この日の天気予報は 午前中曇りで 午後から時々晴れだった


小無間小屋までの標高差は1130mくらいで 林の中を延々と登って行く

湿度が高く 長くてきつい登りだった


ヒメシャラの木が点々と生えており 白い花がたくさん落ちていた


終わりかけだが ベニドウダンが咲いていた

道にはサラサドウダンの花も落ちていたが 木には残っていなかった


小無間小屋7:01着

中には寝袋が干してあった


小無間小屋のあるピークがP4で 小無間山手前まで P3 P2 P1と小ピークがあるが どのピークも険しい斜面だった


P1の下りで小無間山の崩壊箇所を見る


写真ではそれほどでもないが 下りは結構気を使って降りた


振り返ると富士山が見えた


少し登ってP1を振り返る


小無間山8:44着


足元にマイヅルソウが少しだけ残っていた


 小無間山から大無間山までは緩やかなアップダウンとなる

 唐松谷ノ頭を過ぎたところで 小無間小屋の寝袋の持ち主を抜いた


 この後 中無間山のところで北方向に進んでしまい 10分ほどロスしてしまった


このルートは ずっと林の中を歩くので 展望が効くところはほとんどない

なんとか富士山が見えるところがあった


大無間山手前の展望場所から

晴れていれば光岳から荒川岳まで見えるらしい


ゴゼンタチバナが点々と


大無間山手前の三方峰(左手)への分岐

右手から登ってきた

木の根元にあるのは イワカガミの葉

イワカガミは小無間小屋への登りからずっと群生していた

1ヶ月ほど前ならすごかったことだろう


何とか残っていたイワカガミ


大無間山10:24着

三角点は一等


往路ではガスで見えなかったが 唐松谷ノ頭まで戻ってくると大無間山山頂が見えた


 14:54駐車場着

 水は下山する前にすべて飲みきった

 湧水のうまかったこと!


 この日山で会ったのは全部で5人だった

 質 量ともに歩きごたえのある山行だった


下山後オートキャンプ場にある田代の湯に入り 汗を流した

300円で個室

ぬめっとしたお湯だった


 この後 次女のところに泊まり帰宅した



 最初に書けばよかったが 大井川沿いの車道は 井川の少し手前で土砂崩れのため通行止めとなっている

 南アルプス南部を予定している方はご注意を