冬の八ヶ岳 1日目 | Windyの気まぐれ山歩

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 山歩きのはなし

 雪山は 大山と中国山地東部の山しか行ったことがない

 3000mに近い山で 比較的登り易そうな 八ヶ岳に行くことにした

 八ヶ岳には 2007年7月と2009年10月の2度登っている

 この時期はどうなのかなと思いながらも たくさん登っている人がいるらしいので なんとかなるだろうと挑戦してみた

 

 美濃戸口で登山届を出して入山

 登山届には 1日目:南沢-文三郎道-赤岳-地蔵尾根-赤岳鉱泉泊 2日目:赤岳鉱泉-硫黄岳往復-北沢-美濃戸口と書いて出したが 変更有の前提で出発した


美濃戸口からの進入路

赤岳山荘の所まで車は入れるが わだちはつるつるなので途中で登れない車もいた


赤岳山荘近くから見えた山 阿弥陀岳かな?


美濃戸山荘のところから南沢コースに入って行く

踏み跡はしっかりついているので迷うことはない


気温が低いため雪はサラサラで 踏み跡を外すと股下まで潜る


白河原付近からの横岳  左のとんがりが大同心


阿弥陀岳


行者小屋  この日は営業しているようだ


 ここでストックからピッケルに持ち替え アイゼンを付ける

 服装は 上は長そでTシャツにレインウエア(軽装!) 下はヒートテックのタイツに厚手のズボン

 手袋は スイスのユングフラウヨッホで買った物の上に モンベルのゴアテックスのオーバーグローブ

 頭部は フリースの帽子と耳あて

 靴は モンベルのアルパインクルーザー3000


 予定どおり文三郎道へ進む


文三郎道で振り返る

行者小屋が見える

この辺りで風が少し強くなってきたので フェイスマスクをつける


上部を見る

視界がだんだん悪くなる


阿弥陀岳からの道の合流する

ここから強風となる


 レインウエアのフードを出そうとしたが 手袋をしたままでは出せなかったので 手袋を外すと手の感覚がなくなった

 すぐに手袋をはめて グーパーしていると回復したが もう少しで凍傷になるところだった


竜頭峰分岐


赤岳山頂  

残念ながら展望はなかったが ここは風があまり強くはなかった


頂上山荘


展望荘へ向け下る

強風のため雪は飛ばされてしまっている


 予定にはなかったが この日は展望荘に泊まることにした

 もしかしたら翌朝日の出が見られるかもしれないと期待してのものだった


 昼食を摂り 荷物を整理して 食堂に上がってみると外が明るくなった

 外に出てみると 強風は相変わらずだが ガスが取れて展望が効くようになっていた

展望荘と赤岳


阿弥陀岳


諏訪湖方面


車山方向


蓼科山


硫黄岳と横岳


奥秩父方向


富士山


 展望荘は モンベルの会員は宿泊料500円引きだった

 宿泊者は コーヒー お茶 お湯の おかわり自由で この日はぜんざいもあった

 夕食はバイキング方式で 生ハムとチーズも出ていた


 この日の小屋付近の最低気温は-18℃で 最高気温は-15℃だとか

 よくもまあ営業できるものだ


 宿泊者数を聞いたが教えてくれなかったが 70人くらいだったと思う

 赤岳鉱泉は200人くらいという話が聞こえた

 

 寝室は3人部屋で 広島と八王子の人と同部屋だった

 広島の人は冬の八ヶ岳は5回目とのこと

 八王子の人は何回も来ているとのこと

 2人とも翌日は 天気次第だが硫黄岳方面に縦走する予定だと言っていた


明日はこの格好で出かけよう