映画3本見たが全く期待してなかった周處除三害が一番面白かった(10月台湾旅、小ネタ③) | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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今回は滞在期間が短く、予定を決めるとたまり、すぐバタバタして心の余裕を無くすので最低『悪女』だけ見れればいいかと思ってました。が、結果的に『悪女』『他馬克老闆』『周處除三害』の3本見れました。


本当は『成功補習班』を見たかったのですが、もうどこでも上映されておらず、台南の街角で見つけたポスターだけ写真撮ってきました。


で、3本の映画ですが、『悪女』は期待しすぎてた、『他馬克老闆』はノーコメント笑(盧廣仲はかわいかった)、で、なんと全く期待もしてなくて見る予定もなかった『周處除三害』が一番面白かったです。

↑台南の街角で撮った盧廣仲のでかいポスター



『周處除三害』は故事に由来するタイトル。黑道の世界の話なので暴力シーンは多いし人がどんどん殺されるのでその辺りがちょっときついけど、ストーリーはよく練られているし、阮經天(イーサン・ルアン)が一皮も二皮も剥けた体当たりの演技見せてくれてました。


過去記事

でも書いたけど、阮經天の品の良さが極道の凄み(あの香港仔の極悪人然を見よ)を消している気はちょっとします。でも個人的にはそれが良かった。本当の極悪人ではない、本質的にはおばあちゃん思いの優しい青年を描きたかったのだと思うし、それには阮經天はピッタリじゃないかな。


この方↓のnoteに詳しい説明があるのでご興味のある方は是非。



帰国ギリギリ、最後の最後に見れて良かった。