台湾ドラマ『村裡來了個暴走女外科』と童乩(タンキー) | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾ドラマ『村裡來了個暴走女外科』、8話まで見ました。蔡淑臻(シャネル・ツァイ)と朱軒洋が主演の医療コメディ。でも想像してたよりテーマはシリアスで重いですね。金儲け主義の経営者、モンスターペイシェント、忙しすぎる現場、出産や育児との両立が難しい女性医師や女性看護師……。医療現場の抱える問題が次々と出てきます。






もっとドタバタの明るいコメディかと思ってたから不意をつかれました。でも朱軒洋の純愛はとってもいい。報われるといいなあ。彼は「童乩(タンキー)」の役。『花甲少年轉大人(お花畑から来た少年)』の主人公、花甲も童乩になるべくお籠り修行してましたね。

童乩(タンキー)というのは、台湾のシャーマンとも言える存在です。神(霊)を自分に憑依させて神自身となり、運勢の判断や予言、更には病気の治療のようなこともします。

蔡淑臻さんはこういうぶっ飛んだ役、うまいですね。『噬罪者」での、満たされないセレブ妻の役。狂気じみた演技は忘れられません。