知識として知ってても実際聞くとテンション上がる発音 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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2014年2月の記事のアゲイン記事です。なので、↓で10年前と言ってるのは2004年くらいのことです。古っ。


そう、台湾における漢字の読み方の規範と中国(普通話)の規範とでは若干違いがある。


この前の台湾語レッスンのとき、先生がアジアのことを「亞州(yǎzhōu)」と言うので、おお!ナマ「yǎzhōu」だ!とテンション上がった!!


そう、中国(普通話)では、アジア(亚州)の発音は「yàzhōu」。わたしはそちらで覚えた派なので、やはり「yǎzhōu」と言われると一瞬脳みそにひっかかる。ただし「亞州」は、1999年に公布された≪国語一字多音審訂表≫では大陸と同じ「yàzhōu」に変更された。でも巷ではやはりまだまyǎzhōuの方が優勢のよう。「フランス」の「法國fǎguó→中国と、「法國fàguó」→台湾 も同じような状況。

(今は変わってるかも。調査しなきゃ)



10年ほど前、台湾の国家図書館で調べ物をしていたときのこと。パソコンで“研究”と入力しようとするのだが、“究”の字がどうしても出てこない。その頃はまだ台湾華語についてそれほど詳しくなかったので(今はだいじょぶ!)、“研究”が普通話の“yánjiū”ではなくて“yánjiù

”であることに気づいていなかったからである。 


で、注音符号で入力するときには、大陸のピンインと違って声調まできっちり入れなければならないので「yánjiū」と入力したんでは「究」は出てこないのだ。しばらく格闘して「もしや」と思い声調を変えて入力したらでてきた・・・というわけである。




ということで、以前書いた表、台湾と中国の読み方の違いの表、をここでもう一回出してみる。これがある程度頭に入っていると、その発音間違ってるよ!と中国出身の中国語の先生に指摘されても「でも台湾ではこうなんです!」と抵抗・・・はできないか(汗)。(心の中で言ってみてください♡)