意外に面白い、台湾ドラマ『料理が冷めないうちに(五味八珍的歲月)』 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾の有名な料理研究家、傅培梅さんとその家政婦(林春)の半生を描いたミニドラマ(植劇場/全6集)。現代と過去が交錯し同時進行的に話が進んで行くのだが、1950年代の台湾の様子が興味深い。

 
 
50年代と言えばいわゆる中国語が台湾の「國語」となってまだ数年。「國語」が話せない人もたくさんいて228事件の傷痕もまだまだ癒えず、外省人と本省人の間の溝が深かった時代。

実はまだ3集までしか見てないのだが、いや、地味に面白い。何かに似てる…と思ってたら、ハッと気づいた。これはアレですね、まさにNHKの朝ドラ!

出演陣はなかなか豪華。おなじみの安心亞、孫可芳、李至正、鍾承翰、江常輝そして顏毓麟etc…。でも台湾語ドラマ『若是一個人』で私の心をギュッと掴んだ孫可芳がなんと言っても一押し。本当にうまい。(浅黒いメークなので白過ぎる歯が若干気になる💦)

Netflixです。いや、Netflixのセレクション本当にナイス。回し者じゃないが、こういうドラマ取り上げてくれるのホント嬉しい。実はだいぶ前から見よう見ようとしたのだが、ずっと1話の最初の方で足踏みしていた。突破できてよかった。