先日、台湾での軽声の少なさについて書いた記事の中で登場した学生時代の恩師。台湾人だが山東省出身で中国語の発音は普通話に近いのに「媽媽」がmāmāでびっくりした、という話だったのだが、先生の操られる「言葉」をそばでコっソリ観察してると本当に興味深かった。
先生は子供の頃はお家では山東語、台湾の学校では中国語(國語)、友達とは台湾語、で3種類の言語をマスターしたからもう脳みそがいっぱいいっぱい。だから日本語は下手なんだよ(ご謙遜です)と言われてて「ほお」と思ったこともある。
台湾で先生とそのお友達の飲み会に参加させてもらったとき、先生のお話のベースは國語ながらも「好hó」や「有ū」や「無bô」は台湾語なのを耳にしたときも「おおー」となったのでした。
続く