浮気相手を表す中国語、♀は「小三」、♂は「小王」 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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実にタイムリーと言うか逆タイムリーというか。お正月(春節)のおめでたい朝になんちゅうボキャを選択するんや!?いやいやこれは純粋に語学的見地からのチョイスであり、全く他意はないのでご寛恕を。

浮気相手女性版の「小三(xiǎo sān)」はよく知られている。元々はそういう存在のことを「第三者(dì sānzhě)」と言っていたのだがだんだんネットスラング的に「小三」と言われるようになった模様。

台湾では男性版「第三者」のことを特別に「小王(xiǎo wáng)」と言う。このことは私の中国朋友は誰も知らなかったので割と新しい語彙だろう(伝統的な台湾華語の語彙、「菜→好みのタイプ」とか「菜鳥→新人」とか「哇塞(うわあ)」とかはもう中国でも普通に使う)。

で、なぜ男性版小三を「小王」と言うか。邱澤主演の台湾映画『誰先愛上他的』でその説明(?)がされてたが、漢字の「三」に縦棒を加えて「王」らしい。ひー。(良い子は読まないでください♡)

この映画は本当に面白かった。で、「小王」という言葉がかなりキーワードになっているので映画未見の方はぜひそこに注目して見てみてください(過去記事)。

ちなみに台湾で時折見かける「三小」は浮気とは無関係。こちらは台湾語で「なんだテメエ💢」と言う時の「なんだ💢」という意味。良い子は決して使ってはいけない言葉です(過去記事)。