台東の思ひ出  | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語は研究中、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、そして台湾文学について語り尽くします

そう、台東はわたしにとって本当に特別な場所。何があったとか何をしたとか、特別なことがあるわけではないのに


海の美しさと
人の優しさと
のんびり走る列車と
おいしい釈迦頭と
バイクのうしろで流れていく
街の風景と。
思い出すと、とても切ない。

わたしが日本人だとわかると
イチローは俺のにいちゃんだぜ!
とふざける原住民の男の子。

どこかで披露するための民族の踊りを練習する原住民のこどもたち。でもまじめにやらず、先生にしかられてばかり。太鼓の音と歌声と笑い声が響く早朝の校庭。


窓をあけた教室にはいってくる
海のにおいのする風。

記録するほどのことでもない、ほんとに小さなできごとやありふれた風景。なのに、心を奪われてしまった。