台湾で第2声 VS 大陸で第1声【台湾と大陸 漢字の読み方の違い①】 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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なまりじゃないのよー、はっはー♪シリーズで。

 

台湾での漢字の読み方が大陸(普通話)の読み方と違っているもの、たくさんある。どちらも「まちがい」でも「なまり」でもないよ。前にまとめて紹介してるけど(過去記事)(でもスマホ版ではなんかぐちゃぐちゃになってる(・・;))、どんな風に違ってるか少しずつ整理してみようと思いまっす。

 

よく知られた、「~と」を表す“和”(台湾“hàn” vs 普通話“hé”)や、「ごみ」の“垃圾”(台湾“lèsè” vs 普通話“lājī”など全然違う発音は少数派だが(でもけっこうある)、「月曜日」“星期一”(台湾“xīngqíyī” vs 普通話“xingqīyī”)の“期”のように、声調だけが異なっているものはものすごく多い。

 

そしてざっくり言うと、台湾での発音の方が伝統的な発音で、古い辞書ではほぼそのまま台湾式発音である(次回その実際をご覧入れます♡)。だから月曜日を“xīngqíyī”と発音したって、「そりゃまちがっとりますがな」とか言われる筋合いは全くないのだ。(現実的には日本の中国語検定とか大陸のHSKだと×になるかもしれないけど。)

 

で、この“xīngqíyī”、のように、台湾では第2声や第4声なのに、大陸の普通話では第1声になっているものはとっても多い。今日はまず、台湾では第2声大陸では第1声、の例をいくつか見てみましょう。

 

頻出語彙では、次の単語たちに要注意!

 

 「月曜日」の「星期一」が 台湾: xīngqíyī vs 普通話: xīngqīyī

 「危険」の「危險」が 台湾:wéixiǎn vs 普通話:wēixiǎn

 「そよかぜ」の「微風」が 台湾:wéifēng vs 普通話: wēifēng

 「突然」の「突然」が 台湾: túrán vs 普通話: tūrán

 「情報」の「信息」が 台湾: xìnxí vs 普通話: xìnxī

 「惜しい」の「可惜」が 台湾: kěxí vs 普通話: kěxī

 「攻撃する」の「攻擊」が 台湾: gōngjí vs 普通話: gōngjī

 「おじさん」の「叔叔」も実は、台湾: shúshú vs 普通話: shūshu

 

続きます♪