雞婆(jīpó)⇨余計な世話を焼く、おせっかい  | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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雞婆(jīpó)

余計な世話を焼く、おせっかい 


台湾の映画やドラマで出てこないことはない。というくらいのポピュラースラングなので頻繁に加筆します。元々は「おせっかい」と言う意味の台湾語。でもすでに、完全に台湾華語化していて、台湾の中国語辞書には載っています。



台湾語で発音すると雞婆(ke-pô/げーぼー)

。でも本当の漢字は家婆(ke-pô)。じゃあなんで「雞婆」と書くのかと言うと、「家」と「鶏」、台湾語の発音はいずれも「ke」。なので間違って「鶏」と書くようになったらしい。




『華燈初上』シリーズ3最終話

※すこーしネタバレ注意⚠
大学の授業中。アイコが少し前の席に座ってる何予恩に丸めた紙を投げる場面。何予恩が拾って広げてみるとそこには一言、「雞婆」の文字…。表面上は「おせっかい💢」、でも本当の意味は「ありがとう♥️」ですね。



『最佳利益』

↓は台湾ドラマ『最佳利益』の場面。
方律が陳博昀に「またお節介しようと思ってるでしょ」。この2人、ふー、ドキドキする♡




    『醉後決定愛上你』        (最後はきみを好きになる)

大好きな台湾ドラマ『醉後決定愛上你(最後はきみを好きになる)』でも宋杰修(張孝全)が使っているね。病気の同僚のご飯を作りに行く…と言うリンシャオルーに対して…

   請妳收起你的雞婆!
   おせっかいはやめてくれ!