敏感なTシャツ | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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屏東で台湾朋友Cさん&その友人に会ったときCさんが着ていたTシャツ。台湾語で『毋通袂記(m̄-thang bē-kì)228』(228事件を忘れるな)と書かれている。かなり政治的なメッセージ。

「それ、けっこう敏感だよね、だいじょうぶなの?」ときくと「全然だいじょうぶ」と言う。職場にも着て行けるかときいたら、職場にも着て行けると。

わたしはヘタレだから、政治的メッセージを書いたTシャツは日本で着れないかも。と言うとCさんの友達が「警察に目をつけられるの?」と不思議そうな顔。

いや、それはないと思うけどね(でもまったくないとは言えないかも)、やっぱりいろいろややこしいから。

屏東の街をブラブラ歩いていたら、小さな美術館みたいなところで国民党結成100周年の全国巡回特別展示会みたいなものがあっていた。Cさんがここ見てみようと入っていく。

さすがに国民党にそのTシャツはまずいんじゃない!?と声をかけるが、二人とも「だいじょぶだいじょぶ」「ここは南部だから」と気にもとめない。

ほー。そういうもんなんだねー、台湾は。

国民党の展示会は係の女性がつきっきりで説明してくれて(というか、お客さんは私たちだけ)よい歴史の勉強になりました。