台北駅近くで深夜に迷子になる | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語は研究中、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、そして台湾文学について語り尽くします

3月の訪台では『KANO』、図らずも2回も見てしまった。映画に関してはもうわたしが今更書くことは何もないかなと思うので、ばっさり省略。

一度目は101からすぐの「信義威秀影城」で(270元)。2度目は台北駅から棟続きの「京站時尚廣場」にある「京站威秀影城」で(320元。めっちゃ高いわ)。

いや、いくら話題の『KANO』とはいえ
2回も見るつもりはなかったのだけれど2度目に映画館に行ったときにほかにはホーーーントなにも見るものがなくて。

むかし台湾で同じようなことがあり、妥協してアメリカのB級コメディを見たら予想を裏切らない大失敗。金返せ!と言いたいくらいだったのでそんな目に遭うくらいなら満足のいく映画を2回見た方がいいかと。

で、みなさんご存知の通り、この『KANO』、めっちゃ長い。マルマル3時間の長さである。2度目に「京站」で見たとき、開始が夜の8時40分。何も考えずに見始めたが終わってトイレに行ったりなんだかんだしてたらあっという間に深夜の12時。

下りのエレベーターは2基しかなくてとても乗れそうになかったので非常階段を4階から地下まで歩いて降りる。

地下(何階かがよくわからん。それがそもそも間違い?)に着いてMRTの台北駅をめざす。「京站」に行き始めた初めのころはよく迷っていたが最近はもうだいじょうぶになっていたのでなんとか行けるとふんで。

しかし時はすでに夜の12時過ぎ。店は閉まってるわ、人はいないわ、でなんかいつもと勝手が違う。サインを見て歩いているはずなのにどうしても目的地にたどり着かない。迷路のような地下街。

やばい、このままドアとかなんとか閉められて地下に閉じ込められたらかなりやばい。そう思ってとりあえずいったん地上に上がる。でも上がった位置が悪かったのか
高架下みたいな暗ーい場所で人も歩いてないし車も少ない。

やばい、ここで悪い人にさらわれても誰にも目撃されない。と不安になってまた地下に。でもどうしても道がわからない。もしかしてわたし、ここで一晩過ごしちゃう?と泣きそうになりながらウロウロすること20分。

やっとやっと警備員みたいな人に出会って
新光三越に行くにはどう行ったらいいかきいて(ホテルは三越の近くなの)そしてホテルに無事にたどり着きました。ああ、こわかった。