レスキュー女子es番外 『料理でコーチング』 -150ページ目

パワハラは、大人のいじめです

 

 

 

先日、わたしがお世話になっている会社で、人事異動がありました。

 

 

 

 

歓送迎会が行われ、新たに数名の”仕事仲間”が増えました。

 

 

 

 

一人のデスクがわたしに近づいてきて、新たに加わった入社3年目のKくん(男性)の話をしてきたのです。

 

 

 

 

「Kはちょっと変わったやつで、なかなかみんなと馴染めないと思うのですが、風さんのお人柄でなんとか仲良くしてやってください」

 

 

 

 

そう言います。

 

 

 

 

「最初からそういう風に紹介されると、変に先入観を持ってしまうよ。普通にやっていくし、もちろん、仲良くできたらするよ」

 

 

 

 

そう答えると、

 

 

 

 

「いや〜、でも、彼は本当に変わっていて、ちょっと人と感覚が違うというか…。仕事もできないんですよね〜。だから、前の部署でもみんなから無視されちゃって可哀想なやつなんですよ。前の部署よりはまだ、ここのほうが彼には合っていると思いますが、たぶん、ここでも難しいと思うんですよね〜。風さんみたいな気さくな人じゃないとコミュニケーションできないと思うんだよな〜。お願いしますね」

 

 

 

 

そう言うのです。

 

 

 

 

 

そして、壇上には、別の部署に異動する、同じく入社3年目の女性社員Sさんが挨拶のために立っています。

 

 

 

 

わたしとは丸2年一緒に仕事をした”仕事仲間”です。

 

 

 

 

 

彼女は、見た目も話し方もおっとりしていて、会話をすると、ワンテンポ遅れて返事が返ってくるようなところがあります。

 

 

 

 

いわゆる、とってもマイペースな女性。

 

 

 

 

また、そういう女性に有りがちなのかもしれませんが、会話をしていて、どう思っているのかな?

 

 

 

 

リアクションがちょっと薄いかな?

 

 

と、感じる部分もあって、わたしも最初は戸惑うことがありました。

 

 

 

 

 

でも、時間をかけて彼女のことを知るうちに、彼女の本質が見えてきました。

 

 

 

 

 

その実は、やると決めたらとことん突き進む意志の強いところがあり、わたしと意見が対立しても曲げないところは曲げない頑固者で、圧力にも屈しない正義感もしっかり持ち合わせた、実はバランス感覚の優れたとっても好感の持てる人物だったのです。

 

 

 

 

ただ、会話にスピード感がなく、会話の途中で相づちを打ったりだとか、ここで笑うところだとか、こちらが期待した通りのリアクションが返ってこない場面が多々あって、そこが「理解できない」と、そこの部分だけが、デフォルメされて、

 

 

 

 

「彼女は何を考えているのかよくわからないな〜」

 

 

 

 

と、評価する人がいたことも確かです。

 

 

 

 

 

 

スピード感満載の部署にあっても、最後まで、彼女のゆったりとした雰囲気と時間の流れ方は変わりませんでした。

 

 

 

 

 

どんな環境にあっても自分の大切な部分は変わらない。

 

 

 

 

そこが、彼女の”魅力”なのですが、それを、

 

 

 

「なんでおまえは変わらないんだ!」

 

 

 

と、

 

変わらないことを”欠点”と判断する上司が一人でもいると、それだけで、彼女の評価が下がります。

 

 

 

 

それが、サラリーマンの世界です。

 

 

 

壇上で、彼女の挨拶の順番が回ってきました。

 

 

 

 

「本日は、わたしのためにこのような席を設けてくださいまして…」

 

 

 

 

そう、言い終わらないうちに、前方を占める男性社員たちが、

 

 

 

 

「Sはあいかわらずだな〜」

 

 

 

 

「おまえは最後までそのテンポだな〜」

 

 

 

 

口々にそう言いながら大爆笑したのです。

 

 

 

 

 

それは、決して彼女をバカにして笑っているわけではありません。

 

 

 

 

厳かな雰囲気の中、役職が上の人から、一人一人、順番に挨拶をして、そのたびに拍手をして、最後に彼女が登場して、そのおっとりとした話し方に思わず、フッと力が抜けたような…、そんなタイミングで一斉に笑いが起きた。

 

 

そんな感じでした。

 

 

 

大半の男性が彼女に好感を抱いている。

 

 

 

 

そう感じることができる瞬間でした。

 

 

 

 

しかし、2年間一緒に仕事をしてきた”仲間”の挨拶をしっかり聞きたいと思っていたわたしには、その笑いは、とても不快なものに感じました。

 

 

 

と、同時に、わたしの横に立っていた女性スタッフが、こうつぶやきました。

 

 

 

 

 

「なんかバカにしてますよね」

 

 

つづく

 

 

 

 

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これらの悩みの原因は、すべて、人とのコミュニケーションがスムーズにいってないからです。

 

自分の思いがしっかり相手に伝わらない。

 

相手の思いがきちんと理解できていない。

 

 

それが、原因のすべてと言っても過言ではありません。

 

 

コミュニケーションは、相手と話をすることだけがコミュニケーションではありません。

 

コミュニケーションは、相手と会う前から始まっているのです。

 

 

現在、プログラムを作成しており、詳細が決まりしだい、改めて広報させていただきます。

 

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風宏