レスキュー女子es番外 『料理でコーチング』 -127ページ目

今週、一番驚いたのが、有名芸能人による強姦致傷事件です。

 

 

 

 

ものすごく驚きました。

 

 

 

 

 

正直、わたしは彼のことも、母親の女優さんもどちらも好きな役者さんでしたので、大変大きなショックを受けました。

 

 

 

 

 

容疑者やその母親の立場上、

 

 

 

 

 

「母親の今後の仕事はどうなるのだろう?」

 

「容疑者が芸能界に復帰できる可能性は?」

 

 

 

 

 

どうしても、この親子の今後に注目が集まりがちです。

 

 

 

 

 

特に今は、母親の芸能人としての今後に注目が集まっています。

 

 

 

 

 

謝罪会見で見せた涙に同情された方も多かったでしょう。

 

 

 

 

 

わたしも子供の親です。

 

 

 

 

 

彼女の苦しみは痛いほどわかります。

 

 

 

 

 

 

 

でも、冷静に考えると、違和感もたくさんある。

 

 

 

例えば、

 

 

 

強姦致傷の容疑者が一般人で、その母親も一般人で、顔を出して泣きながら謝罪する姿をワイドショーなどで観たことがありますか?

 

 

わたしはありません。

 

 

つまり、この時点で、容疑者とその母親には、芸能人というだけで釈明の場が与えられているということです。

 

 

 

このことを、

 

 

「芸能人という立場上、社会的制裁は十分に受けている」

 

 

と、捉える向きもありますが、本当にそうでしょうか?

 

 

わたしは、あの会見を見て、昔、よくドラマで観た、強盗で籠城する息子を説得に来る母親の姿を思い出しました。

 

 

すると、犯人は「母ちゃん」と言いながら泣き出す。

 

その姿に母親だけでなく、犯人にも同情する視聴者が出てくる。

 

 

 

あの光景です。

 

 

 

 

 

 

 

それ以前に、

 

 

 

 

問題はそこじゃない!

 

 

 

ですよね。

 

 

 

被害女性の今と今後


 

 

 

被害女性は、普通に生きていくことすら難しい状況に置かれてしまっているのです。

 

 

 

 

にもかかわらず、一部ネット民による被害女性を特定しようとする動きもあったという報道がされていました。

 

 

 

その目的は何ですか?

 

 

 

なぜ、そんなことをするのですか?

 

 

 

おそらく、

 

 

 

 

憶測からくる、ただの興味本位でしょう。

 

 

 

 

 

 

かつては、その興味本位を満たそうにも、その手段がなかった。

 

 

 

 

 

でも、今は、ネットの力でその欲望を満たすことができるようになってしまいました。

 

 

 

 

 

一人一人の欲望は、

 

 

 

「わからないならわからないで別に構わない。でも、ちょっとは知りたい」

 

 

 

 

その程度かもしれませんが、そのような人間がたくさん集まると、ネットは大きな力を発揮します。

 

 

 

 

 

 

その結果、どうなるか?

 

 

 

 

 

 

被害者に、今以上の被害をもたらす可能性が出てくるのです。

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

 

セカンドレイプです。

 

 

 

 

 

 

 

ワイドショーでは、連日、

 

 

 

 

 

 

「実刑は免れないが、被害女性が示談に応じるか応じないか、これが大きく左右します」

 

 

 

 

 

「示談金は相当額になる」

 

 

 

 

 

などと、連日コメントされています。

 

 

 

 

 

これを聞くと、あたかも、被害者が量刑の重軽の鍵を握っているように思えてきます。

 

 

 

 

「さあ、どっち?」

 

 

 

 

 

のような。

 

 

 

 

 

 

通常このような事件では、このようなことまで注目されることはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

でも、相手が芸能人だと、なおさら、このようなことにまで世間の関心を引くことになる。

 

 

 

 

 

 

その結果、どうなるか?

 

 

 

 

 

 

 

セカンドレイプの引き金となるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、取材で今まで数人のレイプ被害女性からお話を伺ったことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

彼女たちは、警察に被害届を出せない女性たちばかりでした。

 

 

 

 

 

 

知人や友人に被害を訴えると、

 

 

 

 

 

 

「なぜ、警察に被害届を出さないんだ?そうやって泣き寝入りするからこういう事件は減らないだよ」

 

 

 

 

 

 

と、逆に避難されたと言います。

 

 

 

 

 

そのうちの一人の女性は、

 

 

 

 

噂が職場に広がり仕事ができなくなり、地元に広がり帰れなくなり、孤立していきました。

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

自殺しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は、レイプで殺され、セカンドレイプで2度殺されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

同情の目が決して救いにはならないのです。

 

 

 

 

 

 

むしろ、興味本位の目の数の方が圧倒的に多い。

 

 

 

 

 

 

「誰にも知られたくない」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう願う彼女たちを救う唯一の方法は、一つしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

身近な人による、しっかりした心のケア。

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

そっとしておいてあげることです。

 

 

 

 

 

 

世間に対しては、

 

 

 

 

 

誰も知らない。

 

と、いう

 

事実です。