ある意味、究極のナポリタン | レスキュー女子es番外 『料理でコーチング』

 

 

そもそもですよ。

 

 

ナポリタンってなに?

 

 

 

 

『神奈川県の横浜山下町にあるホテルニューグランド第4代総料理長高橋は、ナポリタンは第2代総料理長入江忠が戦後考案したと述べている。 入江は、進駐軍の兵士が食べる具なしケチャップスパゲッティの粗末さを「芸が無い」と考え、生トマト、タマネギ、ピーマンとハムの細切れ等を入れたスパゲッティを考案したという。』

 

wikipediaにはそう書いてある。

 

 

カフェや喫茶店でナポリタンを注文すると、

 

必ずといっていいほど、

 

ケチャップ、玉ねぎ、マッシュルーム 、ピーマン、ハム

 

なんだけど、

 

この時点で、本来のナポリタンと違うわけです。

 

 

今更言うまでもないけれど、

 

イタリアのナポリでのスパゲッティは、

魚介がふんだんに入ったペスカトーレが、いわゆるナポリターネな訳で、

 

"ナポリタン”と、言っている時点で英語だから、

もうこれは、アメリカから入ってきたソーセージ、ピーマン、サラミの入った初期のピザと同じニュアンスなのだし、

 

今の若い人には初期だの、現行だのがすでにちんぷんかんぷんでしょう。おそらく。

 

 

じゃあ、結局、ナポリタンってなんなのだ?

 

と、改めて問うことが、すでにナンセンスなのです。

 

 

だから、

 

ナポリタンって、

 

その人が、

 

「これがナポリタンじゃ〜!!」

 

と、言えばナポリタンなのです。

 

 

だから、

 

わたしの作るナポリタンは、

 

「究極のナポリタンなんじゃ〜〜!!!」

 

なのです。

 

 

基本的には、

 

 

『にんにく、唐辛子

 トマト水煮とトマトケチャップの割合は50:50で、カレー粉少々

 ソーセージかハム、マッシュルーム、ピーマン、小松菜、玉ねぎ』

 

これらは絶対に入れます。

 

 

あとは、その時の材料次第。

 

エビを入れることもあれば、イカやしいたけ、ブロッコリ、アスパラ、人参なんかも入れます。

 

 

で、一人前のパスタの量は、ナポリタンの場合は110グラム。

 

他のパスタソースでは多くても100グラムなので、少し多めにします。

 

なぜなら、

 

上品ではなくて、

 

豪快に口をおっ広げて、

 

グワッと搔っ食らうのがナポリタンの美味しい食べた方であります故。

 

 

(これなんてしめじしか入ってないけど、やっぱりナポリタンだし〜)

 

 

では、1人前のレシピです。

 

パスタ  スパゲッティーニ110グラム

塩大さじ1杯

 

にんにく半片

鷹の爪2ぶんの1個

オリーブオイル大さじ1

ケチャップとトマト水煮は50:50で、量は適量

カレー粉 少々

黒胡椒  少々

 

ハム(3枚)かソーセージ(3本)か

マッシュルーム3個

玉ねぎ小を2ぶんの1個

ピーマン1個

小松菜3束

 

エキストラヴァージンオリーブオイル大さじ1

 

 

あとは適当。ブロッコリーやらアスパラやら、水菜やら

 

 

1、みじん切りにしたにんにく、輪切りにした鷹の爪をオリーブオイルで炒めます。

香りが出たら斜め切りにしたソーセージ、スライスした玉ねぎ、マッシュルームを入れてしっかり炒めます。

玉ねぎが狐入りになるまで炒める必要はありません。歯ごたえが残るくらいがいいでしょう。

小松菜などの葉物を入れてさらに炒めます。

 

2、1にケチャップ、トマト水煮、カレー粉を入れます。

 

 

※ケチャップでしっかり味付け。

トマト水煮でトマトのフレッシュ感を出し、

カレー粉でトマトの生臭さを消すためです。

 

そんなにしっかり煮詰めなくても大丈夫。とろみがつけば大丈夫。

 

 

3、お湯に大さじ1杯の塩を入れ、麺を茹でます。

 

  スパゲッティではなくスパゲッティーニを使うのは、時間の短縮のためと、

  家庭料理では外で食べるより、どうしても味が薄味になってしまうので、

  ソースの味をしっかり絡めるためです。

 

  もし、仮に茹で時間5分と書いてあれば、3分で大丈夫。

 

 

 

4、おたま1杯ぶんの茹で汁をソースに入れて混ぜます。

 

5、麺を上げ、湯切りをしてソースに投入。

エキストラヴァージンオリーブオイルをふりかけて火をつけて絡めます。

 

ここでしっかりお鍋を振ってソースを絡めます。

この間に、硬めの麺にソースが吸収されてどんどん味が馴染んでいきます。

 

麺の硬さが自分のお好みでちょうどよくなったら出来上がり。

 

がっつり大口を開けてかっ喰らってください!

 

 

以上、これが、わたしの

 

ある意味、究極のナポリタンでした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。