広島~山口の保存蒸気めぐり、15機目は周南市徳山動物園に保存されているD51395です。
D51395
1940-1月:日本車輌名古屋製番770 配属仙台局配置青森区
1941-10月:長岡区
1967-3月:酒田区
1968-3月:広島区
1971-5月:廃車
1940-1月:日本車輌名古屋製番770 配属仙台局配置青森区
1941-10月:長岡区
1967-3月:酒田区
1968-3月:広島区
1971-5月:廃車
周南市とは聞きなれなかったのですが、2003年に徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町による2市2町合併により誕生した新しい市です。しかし由緒ある徳山という地名は引き続き使用されていて、この徳山動物園も1960年(昭和35年)の開園以来市民に親しまれています。D51395は動物園の正面入口前に置かれています。歩道から一段高い場所にあることもあってこの機関車は非常に目立ちます。これまでの動物園内保存機はいずれも園内の奥の方やわかりにくい場所にあることが多かったのですが、ここは動物園に向かう人の目には必ず入ってきますね。なので当日も来園客の多くがこの機関車に立ち寄り写真を撮っていました。
機関車の状態は露天ということもあり、厚塗りの塗装でしのいでいるといった感じです。またしても塗装には白が使われていて、いかにも公園保存機といったいでたちです。部品の欠品はそれほど酷くはありませんが、前・後照灯が割られているのが目立ち残念です。キャブ内は荒廃こそしていませんが、メーターガラスや窓枠はなくなっています。せっかく注目度の高い場所に保存されているD51395。動態機のように美しく整備すれば、SLやまぐち号への集客にもつながると思うのですが・・・。
※2014年3月22日訪問
※2014年訪問数 25機
※累計訪問数 286機
※2014年訪問数 25機
※累計訪問数 286機