D51768(下関市一里山公園) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

広島~山口の保存蒸気めぐり、12機目は下関市一里山公園に保存されているD51768です。


D51768
1943-9月:川崎車輌兵庫製番2866 配属東京局配置田端区
1944-9月:水戸区
1945-11月:白河区
1945-12月:下関区
1972-3月:厚狭区
1972-9月:廃車


今回の機関車めぐりも3日目に入りました。昨晩は吉見から下関に移動し、夜は唐戸市場の近くの店で「ふくにぎり」に舌鼓を打ちました。この日だけは安ホテル泊だったので、十分にアルコールも補給しました。下関中心地は子供の頃にも水族館などに訪れましたが、やはり大きく変貌しています。唯一下関駅のホームだけは、45年前のの面影を残しているようでした。

翌朝下関IC近くの一里山公園に向かいます。公園まではすごい急な坂道で、本当にここを蒸気機関車が運べたのか?と思ってしまいます。D51768はグランドの隅に保存されていました。機関車の状態は屋根がないこともあり、かなり傷んでいるといった印象です。塗装はささくれだっていて、各所に錆や苔が発生しています。特に北側=公式側の苔は酷く、D51の車体が緑色になってしまっています。部品の欠品は外観のイメージほど酷くはなく、大きな欠品等は見当たりません。この機関車も長らく整備されていないのでしょう。再整備さえすれば、再び輝きを取り戻せるものと思います。

D51768はほとんどの生涯をここ下関区で過ごした機関車です。私も吉見駅で出会っていたことでしょう。地元で働いた機関車として、ぜひこれからも大切に保存していただきたいものです。


※2014年3月22日訪問
※2014年訪問数 22機
※累計訪問数  283機