山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり、15機目は福山市曙公園に保存されているD51860です。
D51860
1943-11月:鷹取工場製番58当初配属不明
1948-7月:鳥取区
1957-11月:福知山区
1968-4月:新見区
1972-9月:廃車
1943-11月:鷹取工場製番58当初配属不明
1948-7月:鳥取区
1957-11月:福知山区
1968-4月:新見区
1972-9月:廃車
11/3はこの機関車まで回りたかったのですが日没時間切れとなってしまい、翌日の訪問となりました。天気が回復してくれていれば良かったのですが、朝一番はまだ小雨模様でした。この機関車も尾道のD51422同様晩年は新見機関区に所属し伯備線で活躍した機関車です。当時「布原D51三重連」は大変な人気で、その影響でこの422号機もこの地に保存されたのでしょう。
この保存場所も海には近いですが、800mほど距離があることと屋根付の環境なので機関車の状態は非常に良好です。保存会の方が定期的に整備されているのでしょう、車体には油が塗られロッドも無塗装の磨き出しです。今回の機関車めぐりではこれまで5機のD51はいずれも状態が良くなかったので、初めての「生きた機関車」といった感じです。外装で不備なのは前照灯のガラスとキャブ窓枠の欠損くらいです。フェンス内は立入制限されているので、キャブ内も良好なようです。ちょうど駅のプラットホームに停車しているような形で置かれていて、貨車も従えているので現役機のような雰囲気です。気持ちの良い4日目のスタートとなりました。
※2013年11月4日訪問
※2013年訪問数 195機
※累計訪問数 247機
※2013年訪問数 195機
※累計訪問数 247機