D51842(倉敷市水島中央公園) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

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全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり、岡山県に入り16機目は倉敷市水島中央公園に保存されているD51842です。


D51842
1943-7月:国鉄鷹取工場製番50 広島局配属配置岡山区
1955-10月:富山区
1964-10月:熊本区
1965-10月:追分区
1966-3月:ギースルエジェクター取付
1975-12月:廃車


このD51842は見た目は完全に北海道仕様となっていますが、新製後10数年間岡山区に配置されていたので、その縁あってこの地に保存されたのかと思います。機関車の大きな特徴はカマボコドームとギースルエジェクター。この組合せどこかで見たことがあると思ったら、地元神奈川の厚木市D511119でした。直前に訪問した福山の860号機とは、同じ鷹取工場製で4ヶ月差の製番8番違い。それでも配置先によってここまで機関車の雰囲気が変わるというのも驚きです。

機関車の状態は、とても大きな屋根の下に置かれているので良好です。私が見た中で機関車1両に対してこれだけ大きな屋根というのは、和歌山県岩出市のD51930くらいです。車体には油が塗られ、部品の欠品は煙室ドアハンドルくらいですが他の状態が良いだけにここが目立ちます。各地で煙室ドアハンドルのない機関車を見ますが、シンプルなパーツなのでみんなである程度の数をまとめて、レプリカで製作できないものかと思います。製作数が多ければ多いほど単価も下がりますからね。

貴重なギースルエジェクター装備のD51842、これからも大切に保存されていくことでしょう。


※2013年11月4日訪問
※2013年訪問数 196機
※累計訪問数  248機