D51422(尾道市古浜町公園) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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山陰~山陽の保存蒸気機関車めぐり、14機目は尾道市古浜町公園に保存されているD51422です。

D51422
1940-7月:日本車輛名古屋工場製番797 配属新潟局配置酒田区
1943-5月:長岡区
1946-2月:岡山区
1960-10月:米子区
1962-4月:新見区
1971-9:廃車

この機関車の保存場所に到着した瞬間タメ息が出ました。なんとまた海沿いの場所への保存だったからです。機関車から瀬戸内海までは直線距離で50mもありません。キャブ内からも海が良く見えます。なぜ各地で機関車の海沿いへの保存が行われたのでしょう。鉄の塊である蒸気機関車に、海からの潮風が悪影響を及ぼすことは誰でもわかったはずです。

D51422の状態は当然ですが良くありませんでした。特にキャブ内はテンダー側からまともに潮風が吹き込むのでしょう。メーター類など完全に失われています。シリンダーカバーは張り替えられ、非公式側のナンバープレートは手書き、そして全体に施された厚い塗装。この厳しい環境下でも必死に機関車が維持管理されてきたことがうかがえます。これからもご苦労は続くでしょうが、布原三重連を牽引したD51422を今後もぜひ残してもらいたいものです。


※2013年11月3日訪問
※2013年訪問数 194機
※累計訪問数  246機