今回の保存蒸気めぐりC58の5機目は、再び宮城県に戻り陸羽東線中山平温泉駅前に保存されているC58356です。
C58356
1944-1月:川崎重工兵庫工場製番2929 当初配属不明
1945-8月:王寺区
1954-10月:宮古区
1964-4月:盛岡区
移動時期不明:八戸区
1972-6月:小牛田区
1973-6月:廃車
1944-1月:川崎重工兵庫工場製番2929 当初配属不明
1945-8月:王寺区
1954-10月:宮古区
1964-4月:盛岡区
移動時期不明:八戸区
1972-6月:小牛田区
1973-6月:廃車
この機関車は今回の蒸気機関車めぐりの中で最も酷い状態のものでした。そもそも全体の塗装自体が白ちゃけていて、濃いグレーのような色合いです。機関車に近づくとまず前照灯が崩れ落ちそうなのが目に入ってきます。しかし非公式側のキャブ下にはもう一つライトの残骸が。これは補助灯かと思われます。屋根もないので車体の腐食は酷く、シリンダーケース、ボイラーケーシング、キャブ下部などのお約束の場所にはすべて穴が空いています。キャブ内は立入ができないため外装ほどは酷くなく、座席やメーター類も残っています。
地元東北地方で長く働いたC58356、盛岡区にも所属していたこともあるカマで、復活する239号機と比べるとあまりに可哀想な状態です。
地元東北地方で長く働いたC58356、盛岡区にも所属していたこともあるカマで、復活する239号機と比べるとあまりに可哀想な状態です。
※2013年9月21日訪問
※2013年訪問数 166機
※累計訪問数 218機
※2013年訪問数 166機
※累計訪問数 218機