これは1971年、ブルース・リーが数回、出演した有名なドラマです。
もちろんブルース・リーファンの間では、ですけど笑。
DVD BOXをついに手に入れまして、観ることが出来ました。
パイロット版では主人公のマイク・ロングストリートがどうして妻を亡くし盲目になってしまったのか、
どうやって犯人を突き止めていくのか、非常に良く出来た推理ドラマとなっていました。
第一話です。ブルースは出演していません。
主人公ロングストリートは元刑事の保険調査員です。
高級マンションで殺人が起き、そのマンションでは盗難事件が多発していることから
ロングストリートと助手のニッキーは住人になりすまし犯人を探し出す、というお話です。
後半で事件の捜査中に仲の良い刑事ハンクが殺されてしまいます。
復讐心に燃えるロングストリート。以前から銃の練習を続けている彼にニッキーが聞きます。
「復讐するの?」
「仕事さ」と答えるロングストリート。
終盤犯人と揉み合いになり銃を奪ったロングストリート。
目が見えない事を知っている犯人は近くに落ちていたバールを拾い、
音を出さずに近づきます。
近づいてきた犯人にロングストリートは言います。
「これは復讐だ」
その気迫に押された犯人はバールを捨て、駆けつけたニッキーと警察に捕まりました。
このドラマ、テレビシリーズなのに映画並みの濃さ!
主人公ロングストリートの「絶対に犯人は捕まえる」という気迫が伝わってきます。
ニッキーとのやり取りの中で、
「犯人を捕まえるのが義務って言うけど、命の方が大事じゃないの?」
「君と僕とは考え方が違うんだ。手伝ってくれてありがとう」
という場面があります。
友人を奪った「犯罪者」に対する怒りは、仕事の決意となって
あらわれているんですね。
護身術的にも最後は気迫で犯人の殺意を挫くという結末でした。
私はロングストリートが銃を撃つのではないかと思いましたよ。今にも撃ちそうでしたもん。
それほどの気迫、言ってみれば相手の殺意を上回る殺意が相手を挫いたわけなんですね。
素晴らしい演技でした。
犯罪者の殺意〜こいつが憎いとか邪魔だとか見つかってしまったとか、理由は色々あると思いますが、
復讐や怒りの方が強いですから、争いの場において相手を挫くのは最終的に「気迫」になります。
相手をなだめる方法もありますが、どちらを取るかはその場での判断ですね。
勇気MAX!