問題が起こったクリーニング店 | 繁盛店をつくる人材育成の方法

問題が起こったクリーニング店

こんにちは、菅(すが)です。

今日の話はクリーニング店の経営者さんになったつもりで聞いてください。

───

あなたはクリーニング店の経営者さんです。
ある日、あなたのお店のスタッフでこんなことが起こりました。

お客様からお預かりしたスーツのボタンがほんの少し欠けていることにあるスタッフが気が付いたのです

あなたのお店では、

 

欠けたり割れたりしたボタンを無料で交換するサービスを行っています

でも、

 

今回見つかったスーツのボタンはほんの少ししか欠けていません

パッと見てもわからない程度のことです。
しかし、ほんの少しであっても欠けているのも事実。

だから、ほかのスタッフは、

「 これくらいなら変えなくても大丈夫なんじゃない? 」

と言っているくらいです。

さて、もし、あなたがこのお店の経営者さんなら、

「 ほんの少しでも欠けているから交換した方が良い 」と言った方良いのでしょうか?

それとも、

「 ほんの少ししかかけていないのだから交換しなくて良い 」と言った方が良いのでしょうか?

いったい、

こんなときどうすればいいのでしょう??


───

このお話のようにお店を経営していると、

どちらが正解とは言い切れない

そんな問題に出くわすときがあるものです。
そんな時はいったいどうしたらいいのでしょう?

実は、これ、あるクリーニング店さんでつい最近あったばかりのお話です。

そのあるクリーニング店さんというのは、このブログで何度かご紹介してきた 宮城県のクリーニング店モーム さん。

お手伝いを始めてちょうど1年になるお店です。

経営者の鬼澤さんが今朝聞かせてくれたばかりの話なのですが、モームさんではこうなったそうです。

───

工場スタッフのFさんが、ある日の作業中、

お客様のスーツのボタンがほんの少し欠けている

ということに気が付いたんです。
だから工場長のCさんに相談したところ、Cさんは、

「 ほんの少しでも欠けているのだから新品に交換しましょう! 」

と、判断してくれたのですが、総主任のKさんから、

「 これくらいの欠けならほとんど気が付かないしそこまでは必要ないのでは? 」

という意見が出たみたいなんです。
しかし、Cさんは、

「 今年の工場は目標として、

『 女性スタッフならではの 気配り、心遣いの伝わる 仕事をする工場になります 』

ということを掲げています。 」


「 だから、この程度でも心遣いを伝えるために交換したいんです 」

と言ってくれたそうなんです。
それを聞いたので総主任のKさんも、

「 わかった、確かにその通りだから換えましょう!! 」

と了承してくれたみたいなんです。

そうやって、

自分たちが立てた目標を物差しにして自分たちで判断してくれる

ということはとても素晴らしいと思いました。


─── 

さて、

この話を聞いてあなたはどう思いましたか?

普通は上司が、

「 それ必要ないんじゃない? 」

と言ったら、

「 はい、わかりました 」

とその意見に従うものです。
でも、鬼澤さんのお店ではそうならなかったそうです。

お客様や一緒に働くスタッフにとってどちらが良いか?

ということを考えて、

必要だと思えば上司の意見にも反論した

というお話。
これ、まさに、

指示待ち社員とは正反対の行動です

普通、社長さんは、

判断に迷うことが起こったときにどう正しい判断をするか?

と、自分が正しい判断をする方法を考えます。
ところが、人が育つ会社の社長さんは、

判断に迷うことが起こったときもみんなが勝手に良い判断をしてくれる

 

と、安心して見守ることができます。

まるで、

 

鼻歌歌いながら手放し運転しているような感じ

しかし、それにもかかわらず、

すべてが勝手に上手く行く


・・・・、


・・・・・・・、


なんだかずるいですよね?(笑)


では、なぜ、鬼澤さんの会社がそうなったのか?
それは、以前の記事を読んでもらうと分かると思います。

ぜひ、合わせて読んでみて下さい。

こちらの記事です。

改善案を出してくれるスタッフの育て方

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。