入試問題の難易度 | ・・・医・心・伝・心・・・・・医学部受験予備校ウインダムのブログ

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   医学部合格を志すウインダム生たちのあれやこれや

このところの医学部人気により医学部志願者が増加して,昔の様なレベルの入試問題では正当に受験生を選別出来なくなってきたのでしょう。

年々入試問題の難易度が増してきて,高い思考力が求められる様になって来ています。

さらに問題量も増えてきて,素早い思考力も必要とされます。

先日に行われた順天堂大学医学部の物理の入試問題はその典型でした。
(ウインダムのHPで解答速報を確認してくださいね。)

上位校では,普通の問題集にあるような問題を解けるだけでなく,初見の問題をその場で考えて考え抜かなければいけません。


本日行われた北里大学(医学部)は,例年典型的なレベルの問題で構成されていますが,その中にも思考力を必要とする問題が含まれていたのでそれを解説しておきますね。

(生徒からの報告ですので問題の細部は異なっているかもしれません。)


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【問題】

長さLの二つの管が平行にあり,それぞれ同じ振動数の音を管の左から出します。
管の右にいる人が音を観測します。音速はV=a+bt(tは温度)に従い,
一つの管だけ温度を0度から徐々に上げていき,管の右にいる人が音を最初に聞けなくなる温度はいくらか?

っといった問題です。

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【解答】

温度によって音速が速くなり,そのため波長が伸び,管の右側で位相がπずれている状態になっています。

つまり半波長分だけずれていますので,立式は次のようです。

L=nλ

L=nλ’-λ’/2

a=fλ

a+bt=fλ’

これらを解けばtが出てきますね。


三輪伸之